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※管理人のアスカガ妄想場。短編or続くか不明なものばかり;;続いたらサイトにもアップします。当然ですが無断転送一切禁止です。
その3
名前も付けられないほど濁って、沈殿するモノ 銀鏡反応3 「・・アスランが?」 「嘘に決まってるだろ・・」 アスランとカガリの婚約が決まってから、二人は更に話さなくなってしまった。 カガリもアスランに話しかけようとしないし、アスランもカガリに話しかけない。 そんな中にたった噂。 「大体アイツは筋金入りの真面目ッ子なんだぞ?・・そんな沢山の女を誘う訳がない。」 「そうだよ、アスランはそんな事する人じゃないよ。」 けど、と・・ミリィは言い淀んだ。 「・・どの子にもね、アスランが口止めしてたみたいなの。・・・私、新聞部でしょ?・・で記事にするつもりは全くないんだけど・・取っかかりを見つけたときに・・アスランってそう言うことしそうにないから、逆に「なんでこんな事・・」って調べだしたらね・・いっぱい出て来ちゃって。」 カガリとアスランは親友みたいだから・・・・、何か知ってるか、知らないなら教えた方が良いかと思って。 アスランとカガリの婚約はまだ公にはなっていない。 そうなっていたらミリィは絶対こんなことは言いに来なかっただろう。 「知らない!・・それにアイツはそんな事しない!ミリィだって知ってるだろ・・!」 「・・・放課後、数学の準備室・・多分生徒会の仕事がない日・・、行ってみて。」 「何それ?」 「女の子達、誰も口割らなかったけど、みんなが何となく言ってる事で推理したらそこなんじゃないかって。」 「・・数学の準備室ってどこだ?」 「ね?長年この学校にいても、分からないでしょ?場所。・・・だからよ」 自分で行くのも、なんだか恐くて・・と、ミリィは付け加える。 「・・だって、本当に嘘みたいな内容なのよ、なのに・・それを少ないとは言い難い人数の子が言うって・・・ちょっと不気味」 そうミリィは付け加えて、カガリ達の元を離れた。 「はぁ?」 久々にカガリから話しかけて来たと思えば・・・ 「俺はいつからそんなプレイボーイなキャラになったんだよ・・、まさかカガリ、疑ったんじゃ・・」 「まさか!ただ、お前が否定して歩くのが一番いいと思って・・!」 ちょっと膨れて言うカガリに、アスランは頬が弛む。 ぽんっと頭に手を乗せると、カガリは少し上目使い(本人は睨んでるつもりだろう)で見てくる。 「いいんだよ、カガリ。俺には分かってくれる人が少しでもいれば、それだけで十分だから。」 「そーかもしれないけど!私はアスランが悪く言われるのは嫌なんだ!!」 また怒った態度でそういわれ、アスランはまた微笑んでいた。 「カガリ!アスラン!」 「キラ!やっぱり嘘だって!・・ミリィってば適当なこと言って・・」 そう腕を腰に当て言うカガリ。 アスランはその背中を黙って眺めていた。 最近は、この嫉妬心と付き合うのが上手になってきたと思う。 "婚約者"という確固たる立場を手に入れた余裕なのかもしれない。 「本当に?」と心のどこかで声がする。 「カガリの気持ちが手に入った訳じゃない。」 「カガリに心から、恋人として愛されたわけじゃない」 「ただの"婚約者"。カガリがそれを聞いたときの反応を思い出せ。・・喜んでなんかなかっただろ・・・。」 「カガリは俺を大切には思ってくれているけど、それは俺がカガリに持つ感情とは違うんだから・・。」 それでもいいじゃないか、とアスランは気持ちを区切った。 これから先、変わるかもしれない、カガリが俺を好きになってくれるかもしれない・・。 友達としてではなく、恋人として愛情を注いでくれる日が来るかもしれない・・・。 それにいずれは俺の所に来る、例え友達以上の気持ちが無くても、カガリとずっと一緒にいられる。 ・・・・・・・そんな素晴らしい事に、何を文句を付けるのか。 心の濁った不純物をアスランは底へと沈めた。 +++++++++ 早く展開を回したいところ。今は起承転結の起か承らへん PR この記事にコメントする
Re:ま、ま、まさか。。。
このアスランはまとも・・・・・だと思います。
いやちょっとまともじゃないかも・・? 初恋と比べたらかなりまともだと思います!
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