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※管理人のアスカガ妄想場。短編or続くか不明なものばかり;;続いたらサイトにもアップします。当然ですが無断転送一切禁止です。
書けるときに書かないと、書けなくなる。アイディア的に、時間的に。 あれから、アスランとは大学内でしばしばすれ違う事があるようになった。 今までもすれ違っていたのだろうか、カガリが気が付かなかっただけかもしれないが、アスランは大学内では基本的にメガネをかけているようだった。周りも、アスランの立場を気にしてか目だってちょっかいを出したりはしていないようで、アスランは一人で歩いていることが多かった。 アスランは挨拶程度に手を挙げ、カガリも軽く会釈をしていた。 「カーガリ!」 そうやって声をかけたのはキラだ。キラとは時々一緒に学食を食べたりしている。 そのとき偶然にもアスランが見えた、相手もカガリとキラが見えたようだった。 「あ、アスラン!」 そう言ってキラは手を振る。アスランもニコッと笑った。 「ね、アスランもお昼一緒にどう??」 そう言ったキラはカガリに、もう大丈夫でしょう?という顔をした。 カガリは分かっていたが、キラの服の裾をつかんでしまった。 アスランはそれに気が付き、また困ったように笑う。 「怯えるなって、言っても無理な話だな。・・キラ、俺は遠慮するよ。」 そうカガリに気遣ってアスランは行こうとする。 カガリはとっさに、アスランの服をつかんでいた。 「別に、怯えてなんかないぞ!」 周りに人が沢山居るからか、カガリは普通にそう言葉を出していた。 良かったと思った、二人きりでなければ恐くないのだ。 「お前しょっちゅう一人で歩いて、友達いるのかよ!心配してるんだぞ!」 それは本心だった。立場が立場だし、仕方のない事だとは思うが、それでもカガリはそう心配していた。 「そうだな・・あんまり、いない・・かな?」 「じゃあ一緒に食べれば良いだろ!何で変な遠慮するんだ!!」 そう言って頬を膨らませたカガリに、アスランは微笑んだ。 「ありがとう、カガリ」 そう言って、アスランはあの甘ったるい笑みを浮かべた。 それは、以前とは異なり、妖艶さを濃く滲ませたモノではなかったけど、アスランがカガリを愛しむ時に見せる笑顔だった。 カガリは、不意に心臓が掴まれたようになった。 キラはそのカガリの様子を横で見てからアスランを見た。 つくづくこの笑い方は反則だろうとキラは思った。 ご飯を食べる間、カガリはアスランに多少の警戒をしつつも楽しく食べられていた。 アスランとキラは本当に仲がいいようで色々な話をぽんぽんと笑いながらしていく。 もちろん、カガリもキラともアスランとも話題が合うから、久々に爆笑をしたくらいだった。 その日から、週に一度か二度、三人でご飯を食べていた。アスランは暇なときはカガリとキラのサークルに顔を出していた。イザークやディアッカ、ハイネもアスランとは友達だから最初は色々と言われていたが直ぐに打ち解けたようだった。ルナは有名人がこんなそばに居るなんてねーと天然記念物を見るような目で、アスランを見ていた。 カガリはサークル帰り、キラをはさんでだがアスランといる機会が増えていた。 悪いことじゃないが、心のどこかで、消えない恐怖がカガリの中にはあった。 この記事にコメントする
初めまして
初恋は二度目とても面白いです!
アスランの変わりよう…凄まじいですね(笑)カガリ視点なので本当に昔のように変わったのか謎ですし、変わったとしたらミーアとの関係を精算してると思うのですがどう対応したか…なんかも気になります。(ミーアのお話で思わず感動して泣いてしまいました) 最近読み直して疑問に思ったのですが アスランが買ったべビードールは今どちらが所持してるのでしょうか(笑)とってもどうでも良い事なのですが、カガリが貰ったなら捨てていそうだな、と思うのですがアスランが持っていたらどうするのかな…とふと気になってしまいました(笑) Re:初めまして
ミーアには損な役回りをさせてしまって、本当に申し訳ないです。そうですね、アスランちゃんと清算してるのか、管理人からしてみても少し疑わしいですが、努力はしてると信じてます。
ベビードールはアスランが持ってます。カガリが持って帰るとは考えにくいので。多分大切にクローゼットの中に保管してあると思います。カガリにもう一度着せようと考えているかどうかは別としてw(笑)
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