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※管理人のアスカガ妄想場。短編or続くか不明なものばかり;;続いたらサイトにもアップします。当然ですが無断転送一切禁止です。
一応これで完結です。ながらくお待ちいただいた方々ありがとうございます! 「カガリ、帰ろう」 「ああ!」 あの日を境に、アスランは・・アレックスは変わった。 どこか吹っ切れたような明るい顔。 いつものようにアスランの家に上がり、二人で勉強する。 前だったらアレックスが出てきて押し倒してしまう流れなのだが、今はめったにそんな急性的には求められなくなった。 だがアスランとの物理的距離は前よりも遥かに近く、時にはアスランに覆われる形で勉強したりもする。 心地よい声が耳元で優しく笑うのが、カガリは大好きだった。 時々いたずらをするように、耳を食べられてしまうこともあって、アレックスのようだと思える悪戯っぽい顔も覗かせる。 「アスラン?」 「ん?」 「アレックス?」 「どうしたんだ?カガリ。」 どっち?ううん、どっちもなんだ。 それが嬉しくてカガリは向きを変えてアスランに抱きついた。 アスランもカガリを抱きしめ返し、カガリの顔に何度か優しくキスをしてから唇を奪う。 全てを溶かされるようなキスに、カガリは酔う。大事にされている、でも凄く求められている。 なんだかくすぐったい気分。 嬉しくて、気持ちよくて溶けそうだな・・。 そんな事を考えているとアスランの熱っぽい瞳がカガリを覗く。 微笑んで見せると、アスランは今までの艶っぽいキスなど微塵も感じさせないほど、優しく、爽やかに笑ってから、また色気のある表情でカガリを見つめる。 そのままベットに雪崩れ込んで、今までで一番優しくてでも激しい抱かれ方をした。 何かアスランの色々な想いが、行動を通して伝わってくる。 「アスラン」 諸事情が終わってから、アスランに寄り添いながらカガリは言う。 「何か今日の・・凄く幸せだった。ありがとう、いっぱい愛してくれて。」 そういうとアスランは照れたように笑ってからカガリを抱きしめる。 「カガリがいっぱい俺のこと愛してくれるから。俺も負けられないよ。」 「うん、いっぱい愛してる。」 そう言ってカガリはアスランの唇に触れるだけのキスを自分からした。 しばらくそのままでいると、アスランは少し低い声でカガリにたずねた。 「カガリはアレックスがいなくなってよかったって思う?」 その質問に、カガリは「え?」と不思議そうにアスランを見上げた。 「お前は、アレックスだろ?」 「え?」 「お前はアスランだろ?」 カガリの真剣な目に、アスランは観念したように笑う。 「ごめん意地悪言って」 「全く変なこと言うなよ。」 ぷぅっと頬を膨らませながらもカガリは笑った。 「お前の事が大好きなんだ。お前達が大好きなんだ・・どうしようもなく、な。」 その言葉に、アスランはもう一度強くカガリを抱きしめた。 ++++++++++ はい、銀鏡反応終わりです。意味は多分分かってもらえてると思います。 いやーよかったね!アレックスとアスラン!! 銀鏡反応って多分高校生で化学を選択された方だったら大部分の方が知っていると思いますが、アレですね。えっと、管理人去年大学受験終えたんで早くも記憶薄らいでるんですけど(ぇ)アルコールが第何級か見極めるので使う反応の常連ですよね。銀鏡反応1の前置きでも書きましたが、還元性の有無ですね。 だからアルコールが第何級かって話になるんですけど・・。 まぁここら辺は大学受験レベルではかなり常識なので(ついでに管理人は化学死ぬほど苦手だったから浪人してから知りましたが)多分分かる方には分かる← で、何で銀鏡反応かって言いますと、銀が沈殿して、試験管の内側でガラスに張り付くように鏡みたいになるんですよ。 それを思い出して、 カガリを好きな想い(溶質)がアスランの心(溶媒)に入ってきて、それが次々に化学反応(キラへの嫉妬とか色々)を起こし沈殿する。 で今回は銀鏡反応ならば、沈殿した銀は鏡になる。それがもう一人のアスランを映す。 って意味で銀鏡反応ってタイトルにしました。 冒頭でも書きましたが、長く待ってくださっていた方々、ありがとうございます。 管理人大学結構忙しいです。もう一つの日記blog読んでる方、お分かりでしょうがyoutubeとか見る時間はあるにはあるんです。でも、それも結構合間合間で、いや、建築学部ガチで一年目からこんなに忙しいんだー・・・;;って感じになってます。(やっと大学が冬休みに入りました) でも管理人、建築士になる予定なので課題もかなーり真面目に取り組んでたりして、楽しんでます。 サイトの更新はゆったりになってしまいますが、管理人もリアルの生活あってのアスカガ愛なので、寛容に待ってくださると嬉しいです。 PR この記事にコメントする
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