銀鏡反応１５

銀鏡のアスランとアレックスは会話なんかしないのに、何か書いていて楽しいコンビですｗｗｗ

「お前等、政略結婚の癖に、めちゃくちゃ熱いよなー・・。」

そう先輩のディアッカに言われ、アスランは「両想いですから」とさらっと答える。

「でもよー・・まさかお前が上機嫌で彼女の下着選んでる姿を拝めるなんて・・しかも黒のTバック・・・！」

ぷぷぷ・・と笑われ「やっぱ恋すると人は変わるんだねー」と言われる。

その、自身に記憶がない行動に、アスランは顔が蒼白になった。

 

 

「・・何で言わなかった」

「いや、、だってお前、聞いたときだけって・・」

カガリが申し訳なさそうに言う。

本当はカガリが謝る必要なんてない、だって俺がしたことだから。

----でも誰かを責めずには居られなかった。

「生徒会の先輩に言われて・・凄く恥ずかしい思いをした。」

そう憤りながら言う。「ごめん・・」そう呟いたカガリは、何も悪くない・・悪くないのに・・。

「-------アレックスとは人目に付くところに行かないでくれないか？」

「・・言ってみる・・---でも、アレックス強引だから・・」

「それでも・・だ！」

声を荒げてしまう。違うんだ、カガリは悪くない・・・！！

分かってる、分かってるのに・・・！！

「俺がどれほど恥ずかしかったか・・！！」

違うだろ？

「そうだよな・・ごめん。」

-------こんな

「カガリは何で・・」

君を責めるような言葉

「あんな奴を好きで居るんだ！？」

 

-----おかしいだろ？！とアスランは怒っていた。

「何で、俺が好きって言う癖に、あんな真逆の奴を好きでいられるんだ？！」

 

不安だった、アレックスが日常に・・自分に浸食する。

俺はいつかアレックスに呑み込まれるのか？

カガリは

 

俺とアレックス・・どっちが・・・どっちの方をより多く愛してくれている？

 

そう聞きたい、でも聞けない。

-----カガリが困ることが目に見えているから。彼女は二人会わせてアスランだと思っているから。

アスランが上げた声に、カガリは押し黙ってしまった。

だって、アスランは・・あんまり感情的にならないから。

悪いことをしてしまったと、思ったから。

 

「--------ごめん-----・・俺が変なんだよな・・人格が二つもあって・・。」

 

 

なのに、カガリを責めてしまう・・。

「・・いや、私こそごめん・・お前の気持ち、考えてなくて・・。」

ごめんな・・？

そう言ってカガリは泣きそうな顔でアスランを抱きしめる。

---カガリは優しい。

こんな俺を抱きしめてくれてる。

 

・・・・・・・・なのに、俺はカガリを責めてばかりだ。

 

---------俺だけを見て欲しい。

・・・ただ、それだけなのに・・。

 

落ち込んだ気分で家に帰る。

今日はカガリを責めてしまいそうなので、付き合い始めて初めてカガリを部屋に通さなかった。

頭を冷やさなければと思う。

---------カガリが俺を好きなことには変わらないんだ・・。

そうアスランは自分に言い聞かせる。

ピンポーンと音が鳴り、宅配便が来た。

何だろう？とアスランは首を傾げる。

父と母は海外に仕事へ行っていて長い間帰ってくる予定はない。

と言うことは自分宛である。

宛先を自分であると確認してからアスランは箱を空けた。

「-------っな・・・！！！！」

アスランは絶句する。

そこには、アスランが今までディアッカの雑誌でしか見たことがないような、ベットの上で使う玩具数種類・ローション・またカガリ用であろうコスプレに、様々な種類のゴムが詰め込まれている。

中には領収書があって、自分の貯金から勝手にしかも三万も引き落とされているらしい。

犯人は明白である。

「--------------馬鹿か・・アイツは・・っ！！！！！」

そう自分の中のもう一人にアスランは暴言を吐き捨てた。

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アレックスVSアスランｗｗ