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※管理人のアスカガ妄想場。短編or続くか不明なものばかり;;続いたらサイトにもアップします。当然ですが無断転送一切禁止です。
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少しだけ裏


脳が異次元に居るような快楽。

カガリはアスランの行為に感じるしかなかった。


何度繋がっても、何度逝っても、カガリの脳はもはや疲れすら感知できなかった。

腰も相当使い込んでいるのに、痛みなんてなかった。

寧ろ強請っているようにさえ思える。

-------純粋な快楽だけがそこにあった。

アスランが数多くの女性を手玉に取ってきたのも頷ける。

「はぁ・・っあ。」

「カガリ・・ぅぁ・・。」

気持ちよさそうに顔を歪めるアスラン。


後ろから攻めて、カガリの背に多くの痕を残しながら律動を繰り返す。

アナルも刺激され、カガリはまた逝ってしまう。

「・・本当に感度が良い・・こっちも開発してみようか・・?」

すぷっと指をアナルに差し込みアスランはまたカガリに酷い快楽を与えながら入れる環境を整える。

カガリはシーツに胸を着け枕に顔を埋め、その気持ちよさと戦う。

「---つぅ・・」

それでも流石に、アスランのモノは大きすぎる。

なのに、自然と馴染みアスランのモノを締め付けているのが分かる。

アスランが動くたび、さきほどまでとは違った快感がカガリを追いつめる。

「---ああ、凄い・・」

さっきまでと違いゴムをする必要がない為、アスランは初めて生でカガリの中へと入っていた。

恐らく前ならば更に気持ち良いんだろうと思う。

だが、こっちでも十分すぎるほど気持ちがいい。

アスランが逝って、液をカガリの粘膜へと叩き付ける。

その衝撃でカガリもアスランを追うように逝く。

お互い荒々しい息をして、唇を合わせた。


カガリは理解した。

---確かに、気持ちがなくてもセックスは出来る。

けれど、と冷静な部分の脳が反応した。

・・・・・・・・・・好きじゃない奴とは付き合っちゃいけない。

またアスランを悲しませることになるからだ。

そして私もまた傷つくから。

 

いつの間にか朝になってきていて、カガリはもう数え切れないほど逝った後に意識を手放した。

ほぼ気絶に近かったと思う。

アスランもカガリが気を失ったのを見て、カガリを抱きしめながら眠りについた。

 

目が覚めたとき、カガリは体中が軋んで身動き一つ取れないことに気が付く。

前アスランが言っていた「俺が本気になればカガリを一週間ぐらいベットに張り付けるのは可能だ」と言ったのはどうやら本当らしい。

腰の痛みはもちろんだが、全身筋肉痛だった。

「大丈夫か・・?」

そう言って優しく頭を撫でたアスランをカガリは見上げた。

「気持ちよかったな・・」

そう言ってカガリの身体を撫でるアスラン。

そこに沢山の慈しみと愛しさが込められていることがよく分かる。

 


-----だから、カガリは泣いていた。

 

 

こんなに愛されても・・私は・・

 


「アスランのこと・・好きだって、思えない・・っ」





自分が酷く残酷な気がした。






こんなに愛してくれるのに。こんなに大事にしてくれているのに・・!



「ごめん・・!ごめんなさい・・っ」






私が好きなのは-----




「---昔のお前が好きだった-----!!・・今の・・、今のお前じゃなかったんだ・・っ!!」





 

アスランの瞳が、その時何を映していたのかカガリには分からなかった。

ただ、アスランはそっと離れて、次に目が覚めたとき、カガリは自分の部屋にいた。


一瞬夢かと思った。



だが、身体の痛みが現実だと教えてくれる。

それから数日本当に動けなくて、カガリは這って生活した。

何とか歩けるようになって、郵便受けを見るとカギが入っている。

アスランが入れてくれたんだな・・と直ぐに分かった。




 

それから、カガリの携帯には一度も、アスランからのメールも電話もこなくなっていた。
 

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