※管理人のアスカガ妄想場。短編or続くか不明なものばかり;;続いたらサイトにもアップします。当然ですが無断転送一切禁止です。
久々の初恋~ですww
驚くほどあっさりとカガリは見つかった。 あれから直ぐにアスランは探偵を見つけ、カガリの捜索を依頼したのだった。 まさか同じマンションにいるとは思っていなかった。
----だが、これで手間が省ける。 アスランは探偵から知らされたカガリの一週間の行動を把握していた。
そう言いカガリは歩きながら伸びをする。 いつものようにエレベーターホールからエレベーターに乗り込んだ。 閉めるのボタンを押そうとすると、「すいません」という声が聞こえ、カガリは咄嗟に開けるのボタンを押す。 入ってきた人物を見上げたカガリは固まっていた。 「・・久々に会いに来てくれたな、カガリ。」 「・・・久しぶり・・」 こうなる可能性がないわけではなかった。 カガリは混乱しきった脳を正常に働かせようとする。 彼は私がここに住んでいることを知らないはず、だったら今日は彼の家に上がればいい。 きっと色々さしなきゃいけなくなるだろう・・けど、大丈夫だ。 さっさと済ませて、帰ればいい・・。ああ、近いうちに済む場所も変えた方が良いな・・。 どうしてもお金が掛かるからと避けていたが、そうも言ってられないとカガリは思う。
エレベーターにアスランの声が低く響く。 その声色でカガリは理解できた。 -------早く帰れそうにないな・・。 「俺と君はいつの間に自然消滅したんだ?」 やはり・・とカガリは思う。アスランが怒っている・・・---。 恐ろしいほど身の危険を感じるのに、気持ちの混乱は収まりつつあった。 カガリは押し黙るしかない。
怒りを通り越して殺気を含んだようなアスランをカガリは黙って見つめた。 その瞳が、どれほどアスランを突き落としているかカガリには分からなかった。 -----アスランの表面にある感情は酷い怒りだった。 でも裏腹に、内面にあったのは深い悲しみと絶望だった。 カガリが、自分を酷く冷めた瞳で見つめる。 ---欠片の愛情もない瞳で。
そう音が鳴って、カガリはフローリングに倒れる。 頬への張り手で人が飛ばされるほど強く、アスランはカガリの頬を叩いた。 カガリは真っ赤になった頬を手のひらで押さえるが、何も言わない。
お願いだから・・ 「俺はカガリにこれ以上酷い事をしなくて済む-----」 カガリ 「早く俺に謝って、・・」
・・・そうすれば・・今まで通り--------・・・。
自分の身のために、ここはひとまず頭を下げるべきだと言うことは分かっていた。 でもそれでは何も変わらない。 アスランが沢山の怒りの中に悲しみを滲ませている。 アスランがやったことを私は許せない・・私はアスランを愛せない。 でも、 アスランが今こうやって怒っていること、悲しんでいる・・その責任の一端は自分にある。 あの時、あんな曖昧な気持ちで付き合い始めなければ・・ 私はアスランを見ていなかった。私はアスランに愛されることが心地よかった、それに甘えていた。 --彼が悪いのは言うまでもない、けどアスランが悲しんでいるのは彼だけが悪い訳じゃない。
「----出来ない・・。」 そう短く答える。
フラッと倒れそうになった身体を支え、アスランは膝を着いてカガリの顎を持ち上げる。 「君の口から・・そんな言葉が出るなんて、な。」 アスランの脳はエラーを表示させているようだった。 悲しすぎると悲しみを理解できなくなる。 ただ分かるのは、カガリをどうにか自分に繋ぎ止めないといけないことだった。
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大好きな初恋は二度目が…
さらに目が離せない展開にハラハラです!
管理人様の書くお話はどれも大好きなのですが 初恋は二度目は ドストライクすぎて 悲しいシーンさえも全てが萌えです(´`*)!! 次が楽しみでなりません~!! とは言いつつも プレッシャーをかけてしまったらスイマセン…。 管理人様のペースで いつまでもお待ちしておらますので よろしくお願いします♪ Re:大好きな初恋は二度目が…
そう言って頂けると嬉しいです♪
完結に行くまでにまたチラッと銀鏡に戻ったりするかもしれませんが、ちゃんと完結する目処が立ったので、気長に待って下さると幸いです( ´艸`)
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