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※管理人のアスカガ妄想場。短編or続くか不明なものばかり;;続いたらサイトにもアップします。当然ですが無断転送一切禁止です。
第一部エピローグ
あれからアスランは、カガリを死ぬほど大切にしようと心に誓う。
当たり前だ。あんな事をしてしまったのだから。 そう思っているのに、だ。 銀鏡反応12 「・・・・・。カガリ」 「んー?」 「・・増えてないか、痕。」 そう言われ、カガリは緩めたリボンからチラリとのぞく鎖骨を押さえる。 アレックスめ・・とアスランはもう一人の自分を忌々しく思った。 恐ろしいほど真逆の性格。 それが自分のフラストレーションから出来ているなんて考えたくもない。 「あ、いや・・そのアレックスと・・・」 そう言って真っ赤になったカガリ。まさか・・・! 「・・・したの・・・か?」 その言葉に、カガリは幸せそうにコクリと頷く。 あんなカガリの胸に顔を埋めて、揉んでニヤニヤ笑ってるんだぞ!!しかも俺の顔で!!! そんな輩のどこがいいんだかアスランにはさっぱりだ。間違いなく自分が一番嫌いなタイプの人間である。 そんなやつとカガリが・・っ!と思うのだが、自分なのだから殴ることも出来ない。 「あ、ごめん。こういう事って言わないほうがいいのか?」 「・・・。聞いたときには教えて欲しいかな・・・。」 「分かった。」 後から聞いた話だが、キラはカガリと従兄弟らしい。 なぜそういう事を最初に言ってくれないんだ・・!と二人の関係をかなり勘ぐっていたアスランかしてみれば思ってしまう。 なんでも複雑な事情があるらしいので、公表は避けたいらしい。 「アレックスなんかいなくなればいいんだけどな・・」 そうボソッと言った言葉に、カガリは笑う。 「アレックスもよく同じこと言う、やっぱり一緒なんだなー。」 「あんなのと一緒にしないでくれ・・!!」 「そう排他的だから二重人格になっちゃったんだろうな・・」 「俺は・・!」 そうアスランは声を出す。 「あんなだらしない俺を認めたくないんだ。俺はああなりたくない・・」 完璧主義で紳士的なアスランらしい・・。 それはそれで大好きなんだけど・・・・・ 「アスラン。」 そう言ってカガリは自分の膝を叩く。 アスランはふいっと横を向く。 「だから!あいつと一緒に・・・っわ!」 アスランの部屋にいて、アスランはベットに腰をかけていた。 カガリはテーブルの横に座っていたのだが・・ ガバっとアスランをベットに押し倒したのだった。 途端に真っ赤になるアスラン。 カガリは晴れやかに笑う。 ギュッとカガリはアスランに抱きついて笑う。 「面白いなー同じ人なのに!考え方真逆なんだから・・」 カガリの体の細さ、暖かさ、柔らかさを直に感じアスランの理性が危うくなる。 「か・・カガリ・・」 声が上ずる。 「お願いだから・・どいて・・・」 じゃないと、君を大事にするという俺の誓いに反してしまう・・・。 触りたい、それは・・俺だって男だから。 でも・・っ 退こうとして体を起こす時カガリの瞳が少し悲しげに揺れた。 アスランは瞬時にそれが自分の今の発言のせいだと察する。 そして、その少し悲しげに潤んだ瞳が、表情が可愛くて・・・ 手が伸びていた。 さっきとは逆にカガリを下に引き込み、その唇を奪う。 キスをしてから、「やってしまった!!」とアスランは気がついた。 しだしてしまうと、気持ちよくて、カガリの舌が自分のものと絡むのが幸せで、 理性が外れそうになる。 手が勝手にカガリのラインをなぞった。 駄目だ、これ以上は・・・本当に・・・駄目だ・・・っ!!! クラクラとする脳でアスランは自分の理性を何とか呼び戻した。 つっと離れた唇から唾液の線が落ちる。 「ごめ・・カガリ・・っ」 そう言って覗き込んだカガリが嬉しそうに、艶やかに頬を染めていて・・・。 アスランは「やばいっ!!!」と必死にベットから立ち上がり、部屋の入り口まで言って座り込んだ。 「何で・・あやまるんだ?私は嬉しかったぞ?」 「いや・・!俺がいやなんだ・・・カガリにあんな酷い事しておいて・・両思いだったからって・・あんな事は許されない!だから・・しばらくはそういう事したくない・・!」 アスランらしい考えである。 あれだけの事をした自分は罰を受けなければならない、と思っているのだろう。 「そうか・・」 「ああ・・ごめん・・・」 そんな誠実なアスランが大好きだとカガリは思った。 「馬鹿だなー両想いなら抱けばいいのに。」 そう言ったのはアレックスである。 アスランには口が裂けても言えないが、最近になってアレックスは活動の幅を大幅に広げた。 ここは数学準備室ではない。アスランの部屋である。 ・・・ばれるのも時間の問題か。 アレックスがこうしている間アスランの記憶はない。・・時間が突然飛んだような感覚らしい。 アスラン自身は眠っていたと感じるらしいが・・。 「ってうわ・・やめ・・」 「何で?カガリは俺のこと好きだろ?何で拒むんだよ?」 そう言って拗ねて見せるアレックス。 そんな表情も愛しいって思ってしまう。 「・・・アスランのほうが・・好きになったのか・・?」 「最初からどっちとかじゃない!お前もアスランも・・・わっ」 ガッと押し倒されカガリは小さく声を上げる。 「あんな堅物のどこがいいんだか・・。もう俺だけを見ればいいよ。そんな真面目馬鹿のことを好いてるカガリがわからない!」 「だ、だからっアスランは・・」 「あーもーやだ!アイツの話なんか止めてくれ!!!」 そう言ってアレックスは強引に、でも暖かくカガリの唇を奪う。 お互いに息を切らせ、そのまま自然とアレックスはカガリの服に手をかけた。 数時間後、カガリと共に自室のベットで目を覚ましたアスランは状況を察し酷く落ち込むこととなった。 +++++++ えぴろーぐ終わり! 第二部かく予定です!! ・・・でもその前に初恋完結させるかも( ´艸`) PR この記事にコメントする
続きがたのしみ
銀鏡反応、ハッピーエンドでよかったです!!
アスランがカガリと両思いになったのでアレックスは消えてしまうのかなと思っていたのですが。 この微妙な三角関係?の続きが気になります。 続きも楽しみにしていますね。 初恋も続きが気になっています。アスランに鉄の制裁を(笑) 他の女に一切反応しなくなっちゃったとか。 というか、カガリに会えていない今の状況が一番の堪えてますかね。 カガリを取り戻すためにアスランは必死こいて欲しいです。 Re:続きがたのしみ
はい♪楽しみにしていてください!
初恋~の方も今後アップを再会するので、読んでもらえると嬉しいです。 アスランに制裁は下るのか・・・・っ?! 管理人としても、アスランは今の状態に気付いてしまったので、かなり堪えていると思います(笑 初恋~のアスランだって根から腐っている訳ではない(by過去編)ので、きっと頑張ってくれると管理人は信じてます(笑。
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