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※管理人のアスカガ妄想場。短編or続くか不明なものばかり;;続いたらサイトにもアップします。当然ですが無断転送一切禁止です。
第二段!
想いが急速に重みを増していく。 銀鏡反応2 「ね、最近カガリと君って喧嘩したの?」 そうジャニー○系と取れる表情で、アスランの中での問題の元凶が声を掛けてきた。 「何だよ、突然」 「んー・・何か、最近君達話してないなって思って。」 当たり前だ、最近アスランはカガリとキラが一緒にいるところを見たくなくて、意図的に二人を避けていた。 見るたびに二人で楽しげに、時には手を繋いで、時には抱擁しながら話す姿など、誰がみたいのだろうか? 「気のせいだろ?」 「・・もしかして、僕のせいなのかな・・?」 申し訳なさそうに見上げられ、アスランの胸の中にある気持ちが一気に溢れそうになる。 「・・僕等よくひっついてるでしょ?」 自覚はあるようだ、とアスランは心の奥で皮肉を言う。 「別に、誰が誰とひっつこうと、俺には関係ないだろ」 自分の憤りを極力表面に出さずに言う。 上手に出来たようで、キラは少し言葉を出さずに考える。 「僕・・てっきり、君とカガリって付き合ってるのかと思ってた」 先輩とそっくり同じ事を・・まさか恋敵から言われ、アスランは思わず笑ってしまう。 「あはは!俺とカガリはそんなんじゃないよ、確かに仲は良いけど。・・親友みたいなものだ。」 「そうなの?そっか!僕ずっと君に悪いことしてるんじゃないかって・・ほら、カガリって自覚ないからね。」 よかった、と笑うキラは何処か憎めないキャラで、アスランは心の中にまた澱みが増すのを感じた。 別に、恋をすることに、誰が悪いと言うことはないんだと・・アスランは思う。 ただ君の相手が俺じゃないことが、堪らない。 そんな時だった。 「・・・・・・・・・・・・・・婚約?」 願ってもない話。 まさか、まさか、夢じゃないか? 「カガリ・ユラ・アスハ・・・と、ですか」 厳格な父の前で、表沙汰に喜べなかったが、即座に快諾。 嘘じゃないよな?夢じゃないよな?と何度も自分の頬をつねった。 何でも分野が違う二つの企業の統合、それの(言い方は悪いが)見せ物らしい。 カガリもアスランも顔立ちは整っているので、メディアの話題も引くつもりだろう。 「カガリ、・・も聞いたか?」 「うん、昨日お父様から。」 そう言ったカガリは、どこか元気がない。平たく言えば落ち込んでいるように見えて、アスランは正直悲しくなった。 「あからさまに嫌がるなよ、親が決めたことなんだから。」 そう釘を打つように言うが、カガリは少し俯いたままで、アスランは絶えきれずカガリから離れた。 やっぱり、嫌・・なのか? ・・キラがいるもんな、嫌だよな。 でもこれは決定事項、カガリはいずれは俺と結婚する。これは絶対。 ならば今くらい、キラに後の俺の居場所を取られたって、構わない。 時が経てば、カガリは俺のものになるんだから。 ++++ アスカガです!! アスランが一人で悶々してる感じが好き(ぇ ってかカガリがあんまり出てこないΣ(゚口゚; PR この記事にコメントする
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