名前の通りです。っていうか、男の子ってエロくてなんぼだと思う。
っていうかエロくないと不健全ですよね??私が母親になって息子が生まれたら、思春期にエロ本持ってなかったら逆に心配します。(え?)
題名の通り微裏。会話がね、ちょっと;;男の子はこうだろうな・・。という妄想。
違ってたらごめんなさい、世の中の男の子;;
「お前さ・・ホント、不健全だよな・・。」
帰りがけ・・突然ディアッカにそう言われ、アスランはあからさまに顔をしかめた。
健全な思春期男子 前編
「うーん・・確かに、僕もそう思う。」
ディアッカに続き、キラにまでそう言われ、アスランは溜息を付きたくなる。
アスランは元より・・そういうイヤらしいく汚らわしいことを嫌悪している節がある。
自分は一般の"普通"から外れていたとしても、構わなかった。
「・・別にいいだろう・・・。なぁ、イザーク。」
この手の話題に乗りたがらないイザークに助けを求めるように言うと、ディアッカがバカだなと笑う。
「イザークはむっつりなだけ!ホントに興味ないのはお前ぐらいだ!」
ホントか・・とイザークに目を向けると、イザークは何のこともないようにアスランを見る。
「・・成長の過程で異性に興味を持つのは当然のことだ。」
そう冷静に言われ、アスランは更にむっとした。
「頭の中で好きな女のことぐらい犯すよな、普通。」
ブッ・・とアスランはその言葉に思わず唾を吐く。
「・・この間合コンであったミリィだよね?・・オーブ女学院の!」
キラも言ったらしく思い出すように会話を始める。
「イザークもシホちゃんと良い感じだしな!」
「・・・まぁな・・。」
「僕はラクスと付き合いだしたし。」
「え!!そうだったのか?!」
聞いてない!と怒りだすディアッカに、キラは「はは」と笑い惚気を始める。
どうやら・・お互い出会ったときから恋に落ちていたらしい。
「もう大抵の事は済ませたよ。」
「はぁ?!」
あの合コンから一ヶ月しか経ってないだろう?!とディアッカは悲鳴に近い声をあげ、イザークも「手が早いんじゃないか?」と話題に食いついていた。
「うーん・・気持ちがくっついたら・・身体もね。っていうか二つ身体があることが不思議だよ。」
人って二つで一つだから。とキラは笑う。
ディアッカは羨ましそうにキラを見て「どうだった?!」と顔を向ける。
「え、ディアッカ、やったことあるじゃん?」
「バカ!好きな女は別だって!!!」
そんなものか、とアスランは思う。
では自分は、ディアッカの言う好きな女が現れるまではずっとこのままで良い。
・・というか、好きな女が出来るのだろうか・・自分に。
「ラクスは耳も喜ぶけど・・お腹とか、お尻も可愛くて・・。」
「え、アナルでもやったのか?」
「指だけね。僕の入れたらラクス泣いちゃうもん。そんなのイヤだし・・自分だけ気持ちよくなりたくないし・・。」
頬も染めず真剣に会話するキラが不思議だ。
その話を聞きたくないようにアスランは耳を背ける。
「でも感じると、声いつもより可愛くて・・あの清楚なラクスの顔が歪むの、イヤらしくて可愛いんだ~!」
あーもう、とハートを乱舞させたキラに、ディアッカも「羨ましい!!」とはしゃぎだす。
イザークは黙って・・だが、どこか不敵に微笑んでいた。
「いいなぁ~、、、俺もミリィと付き合って・・・色々やりたい!!!」
「・・貴様の場合それが最優先みたいで聞いていて苛立つぞ。」
「いいじゃん、好きな女の全てが欲しいんだよ!」
「・・分からなくもないが・・。」
分からない。
そう、アスランは頭の中でキッパリと断言していた。
「でも、実際・・誰かに填ったら一番ヤバイのってアスランっぽいよな~。」
「・・俺はお前達みたいに獣じゃない。」
俺に話題を振るな!っと殺気立つと、キラが「いつか分かるよ。そしたら相談してね!」と笑う。
「・・・そんな醜くなるなら一生分からなくていい。」
そう、言い切ると、キラがクスクスと笑いやっと話題を変えてくれた。
「僕の双子のカガリもね、アスランと似たようなこと言うんだ。」
「あー!俺達の女神か!」
女神?とアスランが首を傾げるとイザークは「合コンの仲立ちをしてくれたからな。」と説明してくれる。
「そうそう、僕の部屋からエロ本が見つかったとき"不潔!!"って。正直ショックだったなぁ・・あの時は。」
「そうだよな~。不潔って言ったって・・自然の性だし。」
「まぁ高校入ってからはそれなりにこっちの事情も理解してくれたよ。それに、キラがこういうの読むなら、世間の奴らも読んでて・・それが健康なんだろう?って。」
「・・まぁ・・実際そうじゃないヤツが不健康なんだ。」
そうイザークがいい・・再び、三人の視線はアスランへと集まる。
すると・・突然ディアッカがキラに耳打ちし、二人は笑い提案する。
「ね!今日僕の家来てよ!」
「・・・・・・変なこと考えてるだろ・・。」
分かり切った事をする二人にアスランは溜息を付いた。
「だって・・アスラン駄目だよ!好きな子出来たときどうするの?!君はただえさえ・・小学校から男子だけなのに!」
そう・・アスランは女子を知らない環境で育ってきてた。
だからこそ、興味もなければ知る気にもならない。
「・・出来ないから良い。」
「いーや、出来る!」
告白なら・・何度かされたが、正直・・好感は持てない。
何で何も知らない相手を好きになれるのだろうか?
「・・ともかく、今日は僕の家で勉強会!ね?」
「・・お前まっとうな勉強しろよ・・。」
イヤイヤだが・・逃げられない雰囲気なので、アスランは渋々行くことにした。
どうせ自分は興味が持てない話。・・退屈だ・・。
そう思いながらキラの家に着く。
「そういや、始めてはいるな。」
「そうだねー。カガリ、帰ってきてるかも。」
ただいま~とキラが声を出し、後の三人は「お邪魔します」と言う。
すると・・スリッパの音がして、
・・・。
・・・・・・・・。
「キラっ!・・と、その友達か!飲み物用意するから、手洗ってうがいしてキラの部屋にいてくれ!」
「分かった。」
三人が前に進もうとする中・・・。アスラン一人、固まっていた。
「・・・ん?・・どうした、お前・・大丈夫か?」
目の前で手をユサユサと振られ、アスランはハッとして、動き出す。
「・・。」
「・・・?大丈夫、みたいだな・・?」
心配するその子を余所に、アスランは猛ダッシュで三人の後を追った。
心臓がバクバク鳴っていた。
火照りそうになる顔を・・必死に直す。
「・・・何だよ、アイツ・・うんとかすんとか、言えないのかよ。」
シカトされたカガリは裏腹に不機嫌だった。
アイツ顔だけは良かったのに。・・・そう思いながら。
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これは微裏にはいるのか?
うーん・・男の子はもっと凄いことを話すと思う。オモチャとか・・。色々。