すいませんorzはじめっか謝ってごめんなさい。(しつこい。)
名前の通り、学園アリス(花と夢で連載中!)の設定もろパクリです。
アリス=シード(seed)と思ってください。パクるのは設定と学園行事だけです。
(遺憾に思う人は読まないでください;;私も学園アリス大好きなので、好きだからこそ許せないって人も多いと思います;;)
知らない人のために。
■設定
アリス(ここではシード)学園は超超特別学校。
不思議な力(アリス)を持った生徒だけが集まる学校です。
敷地はとても広くセントラルと呼ばれるショッピングモール(正し全てアリスの職人による。)があります。
幼稚部から大学まであり、アリスが見つかった子供から強制的に学校に連れてこられます。
生徒は全て寮生で、家族には滅多なことがない限り会えません。
■能力別クラス
潜在能力系:オーソドックスな能力、透視や瞬間移動、発火、などなど。一般的な超能力がコレにあたる。
技術系:何かを作ることによって出来る能力。例えば育てた植物に変な能力が宿るとか。
体質系:特有のフェロモンがあったり(女が寄ってくるとか)。あとは宙に浮いたりと身体と密接な関係がある力。
特別能力系:㊤のどれにも当てはまらない生徒が入る。
危険能力系:能力を問わず、学園にその力が危険だと判断された者が入る。
■星階級
制服の襟元に☆のペンダントを付けます。
能力の強さや生活態度によって、その星の数は変わります。月に貰えるお小遣いも・・。
(ナッシング<<シングル<ダブル<トリプル<<<スペシャル(幹部生))
■その他
普段のクラスは、小学生は低学年と高学年に別れて授業を受けます。(テストは相当難しいです。)
中学も年齢に関係なく授業。高校も同じです。
小学部から中学部に上がる年になったら、自然と上の学部に行きます。
カガリ・ユラ・アスハ(14)
親もシードを持っていて、学園に行かせたくないと今までずっと逃げてきていた。
しかし、ある学校帰りに唐突に拉致られ、気が付いたら学校に連行されてしまった。
能力別クラス:謎 能力:謎 星階級:ナッシング
アスラン・ザラ(14)
もう随分と幼いときからこの学園にいる。親はこの学校の幹部らしいが、顔を合わせることはない。
頭脳明晰、幹部生になるのではないのかと噂される。一応学級委員。
能力別クラス:技術系 能力:発明(部品に様々な能力を付加できる) 星階級:トリプル
キラ・ヒビキ(14)
カガリの双子の弟。戸籍上従兄弟。面識はほとんどないが、カガリが来たと聞いてとても喜んでいる。
アスランとは学園入ってからの無二の親友。
能力別クラス:特力 能力:分析 星階級:シングル
ラクス・クライン(15)
アスランとキラと同じクラスの学級委員。誰の言うことを聞かなくてもラクスの言うことを聞く人は多い。
見かけに寄らず計算高い一面もあるが、根本が優しい。
能力別クラス:体質系 能力:唄・読心 星階級:トリプル
マリュー・ラミアス(25)
カガリの担任。手の掛かる生徒と自分の能力にいつも困っている。(制御装置(ネックレス)を使ってます。)
能力別クラス:体質系 能力:男性向けフェロモン・癒し
キャラは後々増えます。
ここは・・・・?
ぼんやりとした意識の中目を覚ます。
頭の奥がガンガンと鳴り響いて痛い。
「起きたのね?・・大丈夫?」
ふんわりと・・良い香水の匂いが鼻をかすめる。
見たことのない天井。
「初めまして・・カガリさん。」
ゆっくりと目を開けると・・そこには綺麗な顔のお姉さんが、優しく微笑んでいた。
「え・・・?お前、姉なんて居たのか?」
初耳だ。とアスランは驚いた顔で親友を見る。
親友はケロッとこちらを見て微笑んだ。
「姉って言っても・・小さい頃引き離されちゃったし、僕は直ぐにこの学園に入ったから・・相手も幼い頃の写真ぐらいでしか知らないと思うけど・・。」
「そうなのか・・。」
兄弟か・・羨ましいな。
ぼんやりとそう思いながら、アスランは中等部までの短い距離をキラと共に歩く。
「みんな、席について。・・新入生の紹介をします。」
と、いっても・・・いつものように誰もそんな先生の声を聞かない。
小学生じゃあるまいし・・いい加減どうにかしろと言いたい気分だ。
"新入生"・・か、と・・フッと見ると、その女は拳をぷるぷると震わせ、次の瞬間には黒板を大きく引っ掻く。
キィ~~~~~~~ッ!!!!
そう・・嫌な音が響き渡り、教室はやっと静かになった。
「お前等五月蝿いッ!!!!」
今のでクラス大半の恨みを買ったであろう少女は、みんなを睨みつける。
すると・・誰かから小さく声が上がった。
「・・あいつ、星なしじゃん。」
彼女の襟には・・星のバッチが一つも付いていない。つまり・・。
・・・・"堕ち零れ"か・・・。
「ふん!シードの力のせいで隔離されてるお前等と違って、私はその力には何の意義も見いだせないんだよ!」
端から見れば、負け犬の遠吠えで・・。
でも、その言葉は確かに、確信を突いていた。
「先生、私・・一週間で見つからないなら、本当にここからださせてもらうからな!!」
そう威勢よく言い、先生は困ったように「分かったわ」と声を出す。
指された席に・・周りの中傷を喰らいながらその子はバンッと音を立てて席に着いた。
「自己紹介が遅れたわね・・、彼女はカガリ・ユラ・アスハさん。みんな、仲良くしてあげてね。」
その担任の一言に、誰もが「無理だと」内心突っ込んでいた。
・・・・その中。
自分の隣にいたはずのキラは、姿を消し・・カガリの横へと据わってしまう。
え?と・・アスランも、クラス中がキラとそのカガリ・ユラ・アスハを見ていた。
「カガリ!僕、キラ・・!!!」
「キラ・・・?・・え?あ、キラなのか?!」
不機嫌そうな顔から一変・・満面の笑みを見せたカガリに、アスランだけならず他の男子も思わず魅入る。
いや・・だって、あんな顔出来るんだって・・。
直後、抱き付き合った二人に・・周りはそわそわと小言を言い始め・・数ある問題児の中から、アウルが声をあげた。
「星無しとシングルなんて、お似合いじゃね?!ははっ」
バカにするような一言。・・だが、それは女子から人気の高いキラに向けられた言葉で・・結局そのファンから睨まれアウルは少し大人しくなる。
「はいはい・・いい加減静かにして頂戴ね。・・・HRは終わり。授業を始めます。」
呆れたような声がして・・アスランも気になるながら・・自分の教材を開いた。
授業が終わって直ぐ、アスランはキラの元へと行く。
「キラ・・・」
誰なんだよ、と声を濁らすと・・カガリは笑顔でこちらに手を差し出した。
「初めまして!アスラン!今キラから聞いたけど・・お前等親友なんだってな!」
私のことも宜しく頼むな!と・・・先ほどの満面の笑顔で言われ、アスランは少し赤面して手を伸ばす。
その様子に・・キラはクスクスと笑い、カガリは分からないようで首を傾げた。
「双子・・・?」
「うん!」
キラは嬉しそうにカガリに抱き付き・・カガリも嬉しそうにキラの頭を撫でる。
「小さい頃は遊んだりも出来たけど・・キラがシード学園に来てからはめっきりでさ・・同じくラスにいると思わなかったし・・。」
「僕も!カガリまで来てくれると思わなかったよ・・大体ウズミさん必死で逃げ回ってそうだもん。」
イチャイチャとまるで恋人同士のように喋る二人に・・アスランは少し寂しさを覚える。
キラの親友として・・それに、一目惚れというわけでもないが、破天荒なその子に惹かれたのも事実だった。
「私も・・お話に混ぜてくださいな。」
優しく凛とした声がカガリに響き・・カガリはニコリと笑い「ああ!」とその子を受け入れる。
「ラクス・クライン・・アスランと一緒にこのクラスの学級委員をしていますの。」
差し出された白い美しい手に、カガリは何の迷いもなく手を伸ばす。
相手もニコリと笑い、緩い握手が交わされた。
+++++++
ラクスのことは決めかねてます。うーん初の敵っていうのも楽しそう。
ですが、まぁラクスなので、絶対性格は悪くならないことを保証します。(性格が悪いと打算高いは別の意味です。)
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