忍者ブログ
カレンダー
09 2024/10 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
[02/04 satoimo]
[01/31 NONAME]
[01/08 ぽこ]
[12/31 おしの]
[12/30 しろくま]
最新TB
プロフィール
HN:
ナツキ
HP:
性別:
女性
職業:
生徒
自己紹介:
アスカガ大好き。映画に向けて奮闘中・・。妄想癖有り。
動物占いはゾウ。
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
アクセス解析
忍者ブログ | [PR]
※管理人のアスカガ妄想場。短編or続くか不明なものばかり;;続いたらサイトにもアップします。当然ですが無断転送一切禁止です。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



書き忘れていた人物紹介;;

ムウ・ラ・フラガ(29)
カガリのバイト先の店主。焼き鳥がとても美味しく酒も評判。
優しく温厚な性格でカガリを可愛がってくれる。

アンドリュー・バルドフェルト(29)
ムウの昔からの親友。ドラマ・映画などの監督を務める。いまや有名監督。

アンドリュー・アイシャ(29)
バルドフェルトの妻。いつまでもグラマラスな体型の持ち主。
女の子の着せ替えが趣味。



あの男は苦手だ・・。
実力だけでなく、人格も相手好みでなければ、役が抜擢されない。
有名監督だけあり創る作品も面白く、同じ放送枠になればアスランといえど視聴率の部が悪くなる。

酒を一気に飲み、大きな溜息を付く。
チラリと横を見ればカガリが見えて、アスランは緩みそうになる顔を必死で隠した。

翌日・・信じられないような車に乗ったアイシャがカガリの迎えに来る。
マンションや近隣の住民に見られぬよう急いで乗り込みカガリはテレビ局へと急いだ。

「あなたにハ、蜂蜜レモン味のほうノCM担当してもらうワ。」
「え、あ、ああ。」
もう来るなら来いと腹をくくり、カガリは関係者以外立ち入り禁止の場所へと入る。

「あら・・新顔?」
その控え室らしい場所に入ると・・いかにもグラビアアイドルと言わんばかりの人に見られた。
だが・・覚悟を決めたカガリに恐いものなどない。
「ああ、っていっても一回きりだけどな!よろしくな!」
爽やかに出された手に、相手・・ミーアは笑顔で応じる。
「よかった、萎縮してたらひっぱたいてでも・・って思ってたの!」
やっぱり演技は堅苦しくやるものじゃないもの。と笑って。
「私はミーアよ。」
「カガリだ!」
無邪気に笑う相手に、ミーアも自前の無邪気な笑みで返す。

そんな様子を見るアイシャは少し笑い、広い更衣室へと移動した。

「ミーアはライチ味よネ。うーん、似たような服にしたいワ。ミーアどれがいいと思ウ?」
「そうねー。カガリも特別胸が大きいわけじゃないけど、ちゃんとあるし・・お酒のだし、露出系でいいんじゃない?」
「カガリ、依存はなイ?」
「ああ、下着と水着以上の格好じゃなきゃ良いぞ。」
そう言うと、ミーアは短すぎるジーンズのパンツを二枚取り・・アイシャは白のキャミソールを一枚。同じく白の短めのTシャツを一枚取り出す。
「あとハ・・下着の代わりに、ミーアは紅、カガリは蜜色のビキニ着ればいいわネ。」
なにやらノリノリのアイシャにカガリは「分かった」と答え・・小部屋で着替えを済ませる。

カガリは短いTシャツ。ミーアはキャミソール。
着替え終わればメイクをされ、いつもの何十倍も肌がきめ細かく綺麗になっていて焦った。

「上出来ヨ。さ、早くアンディーにも見せてあげないト。」
少し緊張した面持ちで行くと・・ミーアがポンッとカガリの背を優しく叩いてくれる。
カガリは、ホッとしたような笑みをミーアに向けミーアは親指を立ててくれた。


「おう!二人とも上出来だ!」
ビーチのようなセットに入り・・本当に出入りする波を足で受ける。
波の向こうにはブルーの壁がありミーア曰くこれがCGで空になるそうだ。
「スタート」と書かれたスケッチブックが出され・・カガリは言われた通りその浜辺を走り、カメラの前でいつもの様に笑みを作り・・足元のホースをカメラに掻け、映らないようにだがスタッフからホースの水をかけられる。
そして転がっているその蜂蜜レモンのサワーを取り、飲んで見せた。

当然中身は唯の水だが・・そこで撮影は終わり。

「思ったよりやるじゃないか!」
「え?!ほんとか!」

びちょびちょに濡れる中、カガリは笑い・・ミーアも「上出来ね」と笑ってくれる。
次にミーアの撮影があり・・ミーアは谷間を見せるというアドリブも入れ、一発OKを貰っていた。
流石だな・・とカガリはキラキラ目を輝かせ、最後に二人の撮影をして終わる。

案外直ぐだな・・と思っても時刻は午後四時。急がないと・・とカガリはシャワーを浴び急いでテレビ局を後にした。

「監督~、何でカガリCMなの?ちゃんとスカウトすればいいのに・・。」
「いやー、あの子は大学に通ってちゃんとした夢があるからね~。こっちの業界には来てくれないよ。」
「ふぅーん・・。」
つまんないの。とミーアは付け加え、また逢いたいなぁと密かに思う。
自分で言うのはなんだけど、自分は・・決して純粋ではない。
無邪気に笑うのも、純粋な振りをするのも・・。
全ては演技で。
だから、羨ましく思う。
・・・ああいう子に・・なりたかった。

あの子の様に育てば、絶対、アスランに執着なんてしないのに。


自分が何処か、曲がっていて・・。
ずっとずっと、顔にコンプレックスがあって・・・。
"身体だけ"と言われ続けて・・・。

苦い過去を思い出し、ミーアは首を振る。
今は・・この顔があるじゃない。

まだ浅はかだった頃、アスランが好きな人だと勘違いして真似たこの顔も今では役に立っている。

だが・・自分をあざ笑った男を、許しはしない。


アスランは、自分に始めてキスをしてくれたのだ。
整形する前に、・・・あの大嫌いだった顔に、一度だけ・・。
どれくらい嬉しかったか、分かる?
そしてどれほど勘違いであの女に嫉妬したか・・。

そして整形をした。

・・でも、ま、その直後誤解だと気が付いて・・でも、綺麗な顔だから気に入っていたし。

それからも・・アスランはキスしてくれるし。

ミーアにはそれで十分。



++++++++
ミーア・・前と性格ちゃんとかみ合ってます?(ヲイ)
いや、だってね。久々に書いたから・・前のミーアの性格忘れたって言うか;;
ミーアは良い子設定で・・!今回はミーアとカガリのからみです(笑)

PR


この記事にコメントする
HN:
TITLE:
COLOR:
MAIL:
URL:
COMMENT:
PASS:
いい子なミーア可愛いです!
前回アスランと関係があるからミーアは悪い子かと思ってましたが、良い子でよかったです!アスランへの辛い恋してるんですね。ミーア自身は純粋じゃないと言っていましたけど、一途で純粋な良い子だと思います。
今年が受験なんですか?頑張って下さい!
『』 2007/02/16(Fri) 22:15 *edit
Re:いい子なミーア可愛いです!
ミーアは元が純粋で良い子なので・・!!今回の小説の中では自ミーアが分自身を「純粋じゃない」と定義付けている、という設定です!
来年度・・受験なので、もうそろそろ本腰を入れねばと焦っています;;
ナツキ 2007/02/17 18:55
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:

Powered by 忍者ブログ  Design by まめの
Copyright c [ 姫至上主義小説 ] All Rights Reserved.
http://bibaaclovelove.blog.shinobi.jp/