※管理人のアスカガ妄想場。短編or続くか不明なものばかり;;続いたらサイトにもアップします。当然ですが無断転送一切禁止です。
ああ凍えずに暖まるのか?
いっそこのまま茂らないとて構わない。 【東京事変】修羅場 うん。何か、先に謝っておきます・・・・。 あれからよく、分からなかった。 とりあえずサークルの疲れで眠たくて 胸と咽が爛れるように痛かったのは覚えてる。 気絶したのか、寝たのか分からないけど、目が覚めるとアスランとベットの中にいた。 アスランの寝顔は相変わらず、整っていて、美しかったけど、 それを見ても、カガリは何一つ、いい気分にはなれなかった。 ただまた、爛れるような痛みに、咽と胸が犯される。 「・・・・。」 離れないと。 このまま咽から焼かれて死んでしまいそうだと、カガリは思った。
しつこいくらい。悪質な嫌がらせだと思うくらい。 でも、必死だった。 この状況を一人で溜め込むなんて、出来なかった。 「・・・誰?こんな夜中に---・・!カガリ?!」 「・・・・---ッ・・・。」 溜め込んだ、涙が一気に溢れた。
シャーペンの芯が、何度も折れるから、ボールペンで書いた。 悲しみとか、怒りとか、そいうのではない。カガリはこの感情に何と名付ければいいのかも分からない。 キラは、カガリの書いた内容を見届けて、「ごめん」と言った。 何故? そう書くとキラは「あんな事、合宿で言わなければ良かった」と言う。 別にキラが悪い訳じゃない。 「でも、今・・カガリが苦しんでる理由の一端を僕は担いでる。」 でもと、カガリも書き返す。 「・・あのね、カガリ。アスランは本当に、自分が悪いことしてるって自覚がないんだよ。僕が何度言っても駄目だった。カガリが、言っても全然伝わらなかったんでしょう?」 うん 「そういうヤツなんだ、アスランは。割り切らないと彼とは連めない。・・でも、カガリからすれば、割り切れる訳がない。なら、別れるしかない。・・というか、僕はカガリにアスランは相応しくないと思う。」 ・・・・。 「・・・難しいのは、アスランが別れてくれるかどうかだよね。カガリのこと、大好きなのは本当みたいだし・・。」 ・・・本当?本当の訳ないじゃないか。 「え?」 好きなら、何で自分がやられて嫌なことをして、平然と出来るんだ。 「・・・まぁそれがアスランだから。」 アイツの・・好きは、自己中心的すぎる。 好きだって、思うなら、なんで・・・・・・・ 「・・それがアスランだから、だよ。カガリ。」 "それがアスランだから" -----それ以外に、答えはなくて。 キラはそれを認めてるから、彼の傍にいれて 私はそれを赦せないから、彼の傍にはいられない。
次の日、胸の中には酷い痼りが残ったが、カガリは自分で思うほど、心が乱れていなかった。 ただ、分かったのは私はもうアスランを好きではないと言うこと。 --------どうやったら、別れてくれるだろうか。 私の何かは知らないが、彼は私をとても好いてくれている。 私が、彼の気に入らない行動をすれば、嫌いになるだろうか。 いや、、酷いこと、される可能性の方が高いな。 不機嫌なアスランを知りすぎているカガリは、その選択を却下する。 -----彼が私に飽きるまで傍にいるのが一番いい方法なのかもしれない。 当分男の人を好きになりそうもない。というか、当分信用すら出来ない気がする。 だったら、彼の傍で、彼が女遊びする様を傍観するように、眺めていよう。 女には不自由してない彼だから、きっと私みたいな凡人にはすぐに飽きてくれるだろう。
朝目が覚めて、カガリが居ないことに気が付く。 あれから、カガリは蹲ったまま倒れた。 アスランはそれを抱きかかえベットへ寝かせた。 少し苦しそうな寝顔。いつもの幸せそうな寝顔も可愛いけれど、眉を顰めるカガリも可愛い。 眉間にキスをしてから、顔や首にキスの雨を降らせる。 「・・・怒ったか?」 それすら、嬉しい反応。 俺が他の女に取られるのが嫌だと、言ってくれたようで。 「嬉しいな・・。」 そう呟いて眠りについたんだった。
朝からバイト?サークル?大学? まだ夏休みだろうし、居酒屋だから朝からバイトは入らないだろう。 サークルだって昨日合宿が終わったのに今日もまたなんて事はないだろう。 「メールするか・・。」 そう言って、アスランは昨日何事もなかったようにメールを送った。
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こんばんは。
キラったら、達観しすぎですね!
カガリ・・・いくらアスランがもう好きじゃないとはいえ、傍観できるのかなぁ。傍観の仕方にもよるかもしれないけど、もう関係を絶った方がいいような・・・。 アスランへ早く天誅がくだってほしいです! アスランはカガリの変化に気づくのでしょうか?気づかないと話は進まないですが、どちらにせよ、カガリから歩み寄ることはもうなさそうですね。 とにかく今は誰でもいいからカガリを癒してやってほしいです~!(もちろん、私はアスカガ一番のカガリ至上主義ですが、あんなアスランにカガリは任せておけない) Re:こんばんは。
こんな性格のアスランを親友と呼べるキラはきっと大人なんだろうな、と思ったので、キラは達観してます。
アスランに天誅を下しつつ、アスカガが幸せになるように頑張りたいと思います!! Re:やっぱり大好きです!
そう言って貰えると嬉しいです( ´艸`)
更新のんびりで申し訳ないです;; かなり辛い展開ですが、また見に来てください! 勉強も頑張ります!
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