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※管理人のアスカガ妄想場。短編or続くか不明なものばかり;;続いたらサイトにもアップします。当然ですが無断転送一切禁止です。
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激しく勉強しろよって感じ。
やっぱ日曜はダメダメです。
っていうか勉強したい部屋で姉がばくすい中。
真実ですが言い訳です;;うわあああん。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
勉強への意志が弱すぎるよ自分!!!


睨まれたカガリは、逆にキッと目を尖らせる。
ここで怯んでは駄目だ・・と、アスランを押し返す。

「・・・ごめん・・アスラン・・。」
「・・・。」

不機嫌を通り越したような顔のアスランに、カガリは涙を拭きながら言う。

「・・私、そういうこと・・まだ、出来ない。」
「---何で?・・・今更イヤなのか?」

怒りの籠もった声で言われカガリは「こっちにだって、心の準備ってのが必要なんだ!」と切り返す。

「・・・準備するモノなんて無いだろ?」
あえて言うのなら玩具やローション。そんなモノしかアスランの頭には浮かばない。
「お前は抱く方だから無いかもしれないけどな・・緊張とか恐怖とか、こっちには色々在るんだよ!!!」
そう怒鳴ってカガリはその部屋を飛び出す。
アスランは追いかける気にもならず、カガリが出ていくのを見ていた。

エレベーターに乗り自分の階で降りる。
アスランは無神経だ・・。乙女心の一つや二つ理解して欲しい。

そう苛々してインターホンを押すのはキラの家だった。
しばらくして・・ガチャリと扉が開く。

「・・・やっぱりカガリだ・・。どうしたの??」
慌てた様子のキラが出てきて・・悩みを聞いて欲しいと素直に言うと、キラは「ちょっとかたすね」と言って入れてくれる。狭い玄関に女物のパンプスを発見してしまいしまったと心の中で思った。

「お久しぶりですわ、カガリさん。」
中にはいると・・やはりラクスが居て。
カガリはつい頭を下げてしまった。
「ごめん・・ッ!!取り込み中だったよな・・・!!」
恥ずかしいことを大声で言われ、キラもラクスも少し赤面するが流してくれた。

「いいよ、こんな時間に来るなんてよっぽどの悩みなんでしょ?」
そう言った瞬間、キラの携帯が鳴り・・キラはそちらの方に出てしまう。

「私で良ければいくらでも聞きますわ。」
何なりと相談してくださいな。と優しく言われ、カガリは今の事を説明する。
恐かった・・とか、なんでそんなに急ぐ必要があるのか?とか・・。
正直、私はアスランと居て楽しいと感じ、もっと長く一緒にいたいとは思うが・・そんな急に肉体関係を持ちたいわけではない。
「それは・・でも相手の方も一ヶ月待たれたわけですし・・、それでも心の準備が出来ていないなら正直に申し上げるべきですわよ。相手も分かってくださいますわ。」
「アイツ・・無神経だから、こっちの気持ちなんて分からないんだ・・。」
そう言うとラクスも困ったように首を捻ってくれて・・。
さすがキラの彼女だと思う。人に対してとても親身になってくれる。
「イヤ・・ではないのでしょう?」
「ああ・・。」
おずおずと赤くなって言うと、ラクスはクスリと笑い優しく諭してくれる。
「急げ・・とは言いませんわ、でも・・相手にその気持ち伝えてあげて下さいな。好きですがまだ恐いのです・・と。しっかりと伝えれば相手の方も分かってくれますわよ。」
カガリさんが選んだ方ですもの。と言われカガリは大人しく頷く。


『何・・アスランまでこんな時間に・・。』
カガリなら五歩譲って許すが、アスランとなれば話は別だとキラの声は冷たい。
その声にアスランは深く溜息を付く。
「・・どうせ彼女とやってたんだろ?・・羨ましいを通り越してウザイ。」
『ちょっと、君の不機嫌こっちまで運んでこないでよ。』
いつもらしく言い合うと、アスランはやはりいつもと違って凹んでるように聞こえる。
どんなに強がっていてもやはり親友には素が出てしまうところを見れば可愛らしいヤツだと思えた。
『当ててあげる。この間好きになった子に振られたんでしょ?』
単刀直入にキラが言うとアスランは「そんなことあって堪るか。」と真剣に切り返してきた。
そして・・小さく「ただ・・」と言葉を加える。

「・・やるの拒否された。」
『----・・珍しい。』

凹んだ原因がそこにあるらしいと理解したキラはあっさり言い放つ。
アスランは芸能人になるだけあって、色気や仕草・・そしてムード作りなどはお茶の子さいさいだ。
その彼を拒否するなんて相手は相当ピュアなのだろう。
『・・ってうかちゃんと付き合ってるんだよね?』
「・・まぁ。」
アスランは付き合っていない子でも手を出すので最初にそこを確認する。
付き合ってるならショックだよね・・とアスランの意見に合わせた。

「ホントだよな。・・萎えるって言うか呆れるって言うか・・。」
『・・いい加減自分の思い通りにならないからって人のせいにするの止めなよね。・・相手に文句があるなら別れなよ。』
「・・・それは無理だ。」
『なら文句言わない。』
そう言うとアスランは少し唸ってから言う。
「・・・好きな女を抱いて何が悪い・・?」
『・・・・・こんな時だけ正論を言う君は間違ってるし、そんな君が好きな女の子を抱く権利はないよ。』
どこまでも辛口のキラに、アスランは溜息を付く。
「・・彼女が処理してくれれば他の女には手を出さない。」
『ぜったーーーーーーーーーーーい嘘だねそれは。』
アスランは自分が気持ちよくなるためなら誰だって良いんだ。
相手が遊びでアスランも遊び。
だから成り立っていると彼は言う。

でも、もし・・もしも本気になってる子が居たとしたら・・・?

そう思うと、アスランはどんなに理由を付けようと絶対的な悪だ。

『男と女じゃペースが違うよ。無理に求めたら嫌われるでしょ?・・だからって我慢すれば君は”彼女が処理してくれない”のを理由に他の女に手を出すんだ。』
「・・・かもな。」
『うん。』
ここで認める君が憎いよ・・と心でむかつきマークを付けながらキラは答えた。

「・・だとしても抱きたいんだよ。」

どこまでも自分の欲求に正直な彼に、キラはしばし呆れ声を失う。

『あっそ・・じゃ、せいぜい愛想尽かされないように巧くやるんだね。・・傷つくのは君とその君の本性を見抜けなかった彼女さんだよ。』
「・・・傷つかないさ。絶対別れたりしないから。」
そんなのは許さない・・。

そう付け加えたアスランに・・キラは『自分のことばっかり考えてると、自決するよ。』と最後に言い、電話を切った。

+++++++++
ラクカガ・キラアス?
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お取り込み中にお邪魔してしまうカガリが可愛いです!!!!!
カガリがアスランに正直な気持ちを言うのが楽しみです!「好き」って言うのでしょうか?気になります!!
アスラン自分のことしか考えてないですね!キラの言ったような結果にならないと言いのですが…。
ラクカガとキラアスな今回の話とっても良かったです!
『』 2007/03/07(Wed) 21:07 *edit
Re:お取り込み中にお邪魔してしまうカガリが可愛いです!!!!!
アスランとカガリはこれからちゃんとした恋人になるよう頑張らせます!(笑)個人的にアスランとキラの絡みが好きです♪
ナツキ 2007/03/07 22:32
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