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※管理人のアスカガ妄想場。短編or続くか不明なものばかり;;続いたらサイトにもアップします。当然ですが無断転送一切禁止です。
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日曜日は敵です。いや、家が敵・・・?
家は居心地よすぎ&PC・マンガ諸々あって勉強出来ない・・(誘惑に負けます)

あぁ、明日三科目・・orz古文なんて知らないよ!!蜻蛉日記と紫式部日記。訳が分かっても文法分かりません!
化学はまだ前にやった物理のボイルシャルルと状態方程式だから良いとして・・。
数学(ⅠⅡAB演習)が・・・orz

そうそう、いつか大奥パロ書きたいなぁ~♪


あの日から・・丁度一ヶ月。

・・・・今日はバイトの後アスランのマンションに行く予定で、
アスランは居酒屋まで向かえに来てくれた。

「・・やっと雨が止んだな。」
「ああ・・。」
他愛のない会話をするが・・カガリは内心早く切り出して欲しくて・・。
いや、自分から切り出すべきなのだろうか?と考えていると、いつのまにかスーパーへと入っていた。

「俺、夕食食べてないんだ。」
「私もだ・・。」
「そっか。じゃあ二人分買って帰ろう。」

そう言われ来たのは冷凍食品前で・・カガリは溜息を付く。
アスランは食に関して昔から疎かなのだ。

「冷凍は駄目だ!!私が作る!!」
「・・面倒だろ?・・カガリが・・。」
「あのなぁ、こんなのばっかり食べると病気になりやすくなるんだぞ!!」
まったく・・と世話を焼かれ、でもアスランはそれほどカガリに心配されていることがくすぐったく嬉しく思えた。
適当に調味料や野菜を買い二人はマンションへと入る。

「今日の夕飯は野菜炒めと・・ご飯と、お味噌汁。簡素だけど許せよ。」
「・・全然。」

寧ろ嬉しいよ・・と付け加えれば、カガリも嬉しそうにスリッパをならし使ったこともないキッチンに立った。

料理をする女性に何かを感じる・・とは、よく言ったモノだとアスランは思う。
まるで新婚みたいだ・・と、アスランも頭の中で妄想をうち立てていた。
知らず知らずに弛む頬をアスランは何とか普通に保とうとする。

だが、それは無駄な努力に終わり・・気が付いたらカガリの居るキッチンに自分も立っていた。
カガリは不思議そうにこちらを見上げていて、キョトンとした顔にアスランはどうしようもない思いを抱えて手を伸ばす。
今日が約束の日であることをアスランも覚えていた。
つまり・・。今日さえ終われば、君は俺のモノ。

あと二時間もないのだ。

「・・あ、アスラン。味噌汁沸騰しちゃうから・・。」
真っ赤になって背を向けたカガリが味噌汁を止めた瞬間に後ろから抱きしめる。
今まで手を繋いだり腕を組んだことはあったが・・抱きしめるのは今が初めてだった。

唐突なことに、カガリの頭は働かず・・・しばらく固まり、真っ赤になってから現状を理解する。

そのカガリの状態を理解してか、アスランは耳に数度キスをしてから体を離してやる。
「・・晩ご飯・・だったな。」
そう言って背を向けたアスランに、カガリはどうしようもなく戸惑いと恥ずかしさを覚えていた。

恥ずかしそうなカガリと裏腹に、アスランはどうやってカガリを頂こうか真剣に考える。
カガリは・・始めてか?・・・きっとそうだよな・・。
初々しい反応を想像し、想像の中で征服感に満たされていた。

「出来たぞ。」
心なしかさっきのことで緊張した顔を見せるカガリが夕飯と共にやってきて、やっぱりどちらも美味しそうだと思ってしまう。当然その夕食は美味しかった。
「そういえば・・おじさんとおばさん、元気か?」
突然、話を切り出され・・アスランは少し呆れた記憶を掘り返すように「ああ・・」と答える。
アスラン自身にとって、あの人達はすでに過去の人物だった。

「・・元気だよ。」

たぶんね・・と心で付け加え、カガリに微笑む。カガリはアスランの時たま見せるこの演技に気が付いていた。
最初の頃はずっと気のせいだと思っていたのだが・・。
こうやって嘘を付くアスランを問いつめても、結果的に険悪になるだけだろうと思ったカガリは「そうか」と短く返す。

ご飯を食べ終わり、片づければ時計は十一時を過ぎた。
刻一刻と過ぎる時間が待ち遠しい。

チラチラと時計ばかりを気にするアスランに、カガリは首を傾げた。
もしかして・・何も言わなくても時間になれば"恋人"なのか?
そういえばアスランはイヤになればやめようと言ってくれって言ってた様な・・。

でもそれを思えば納得する。
十二時になれば晴れて恋人・・・だが・・。

-----------・・深夜に恋人と二りっきりはヤバイだろう・・。

サイレンのように警戒音がカガリの中で鳴る。
いや、まさか・・と思う心もあれば、一ヶ月も我慢してたんだぞ?!と忠告する声も響いた。
徐に立ち上がって、玄関へと歩き出したカガリをアスランはソファーから腕を伸ばし止める。
「・・どこ行くんだ?・・トイレ?」
「もう・・遅いし・・・」
そう言って、捕まれた腕を振りほどこうとすると、やんわりと引き寄せられる。
すぽんとアスランの膝に正面から据わらされ、頭を胸板に抱き寄せられてしまった。
当然・・この手のことに免疫のないカガリは真っ赤になってしまう。

「・・暖かいな・・カガリ。」

信じられないほど甘い声で囁かれ、カガリは抵抗する気が失せ、それと同時になんだコイツの色気は!!と冷静な脳が突っ込みを入れていた。
抱かれたい男ランキングが上位になるのもよく分かる。
そして、大きな掌が腰や背中を行ったり来たりしてカガリは無意識にアスランの胸元の洋服を握っていた。

括れた腰や、背中のホックを確かめアスランは眼下にあるカガリを見る。
目をギュッと瞑り強めに握られた服・・そして真っ赤になった顔にアスランは今すぐにでも襲いたくなっていた。
でもまだ駄目だ。
あと十数分。

跳ねた髪の毛を梳き、おでこにキスをして・・。
理性を押し殺し、アスランはその時間を耐え抜いた。
全く抵抗しないカガリに、安堵を覚え時計が深夜零時を指したのを確認する。

「・・・十二時・・だ・・カガリ。」
もう仮恋人の期間は終わり。
・・・・カガリはNOと言わなかった。

つまり・・。

ちゅっと優しく降りた唇をカガリは驚きながらも抵抗することが出来ず受け入れてしまう。
一度受け入れてしまえば、アスランは了承を取ったかのようにジーンズのパンツの上からお尻を撫でた。
驚きの声をあげそうになり口を開くと、際を舐め取られ口内に舌が侵入する。

「・・ん・・っ・・。」

幼い日、一度きりだけどしたキスとは酷く違う。
あの時は挨拶程度だったといえ、お互い真っ赤になっていたのを覚えている。

唾液でまみれた唇を離し・・カガリは思わず口元を拭いた。
その恋人としてあしからぬ態度に、アスランはカガリを咎める。
「何で・・恋人だろ?」
「そうだが・・、こんな・・急に・・。」
思わず瞳に涙が堪ったカガリに、アスランは苛立ちと困惑を寄せた。

一ヶ月も待った。
恋人だと認められて、何で嫌がられなければならないんだ?

ただ体だけで寝てる女とは違うんだから・・。

あの女達がイヤだというのなら、アスランは何もしない。
だって・・別に体だけの相手なら沢山居るし、一人ぐらい不足したって補えるから。

でもカガリは違う。

付き合って、お互いが好きで・・。
自分たちは既に互いの所有物だろ?

付き合うというのはそう言うことだ。


泣いているカガリを突きはなすように、アスランはその琥珀を睨みつけた。



++++++
あ・・。ごめんなさい。
後々アスランの良さ(?)について書けたら良いと思う。

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料理してるカガリ可愛いです!!
アスランが新婚さんみたいと思うのと同じくらい、私も料理しているカガリと見つめるアスランに顔が緩みました!!
恋人同士になって良かったです!!!アスランとカガリの【恋人】という事に関する考えの違いから、恋人になったのになんだか先行きが心配で気になります!!
アスランの良さ知りたいです!!!
テスト頑張って下さい!「ボイルシャルルと状態方程式」や「数学(ⅠⅡAB演習)」という言葉に理系の方への尊敬の念を改めて覚えました!!!「状態方程式」などという言葉は文系の生活で一度も耳にした事がなく、どのような事かもわかりませんが、体を壊されない程度に、頑張って下さい!!!
『』 2007/03/05(Mon) 22:35 *edit
Re:料理してるカガリ可愛いです!!
これからどんどん話を進めていきたいです!!ただやっぱり勉強があるので、どうなるか分かりませんが・・;;
でも早く書きたいです!(笑)押し気味のアスランが書きたいです!!!
テストも頑張ります!!
ナツキ 2007/03/07 00:05
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