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※管理人のアスカガ妄想場。短編or続くか不明なものばかり;;続いたらサイトにもアップします。当然ですが無断転送一切禁止です。
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久々の二日連続休みです!!もうじき田舎に帰るらしいのですが、一体何日居るのか謎。
携帯からも更新できると思うんですが、パケ代が・・・;;それにキー押すの遅いからなぁ・・・。と考え中。
行く前に大量に書けたら書いて、予約機能使って更新するのが一番イイっぽい気がします!

アスランの変化話中編です!


梅雨になり・・憂鬱な中間テストが始まる。
アスランは暇をもてあますと勉強する習慣があり、その御陰かいつも首位の座をモノにしていた。
カガリも勉強が出来たが、自分を越すことは出来ない。・・・それは何処かアスランの意地でもある。
だって、妹のように思っているカガリに何か一つでも超されたら、示しがつかないから。

「あーっ!!終わった!!今の英語、私満点取れたぞ!多分!」
「英語はカガリの得意科目だからな。」
良かったな・・と優しく笑われ、カガリはふふんと嬉しそうに笑う。

「そうだ、今度からプールあるよな!!楽しみだな!」
「・・・そうだな・・。」
なんとも不快な授業だとアスランは溜息を付く。
水泳の時の男子の気の狂いようと言ったら・・・見るにも無惨。
そしてその標的になるのは七割以上カガリだと分かっているからだ。
服を着ていても日頃の運動から分かる、均整の取れた筋肉。
二次成長のせいか他の女子よりいささか遅れたが、女性らしい脂肪も付きだしているのをアスランは感じ取っていた。

「よし!!競争するぞ!!100メートルどっちが速いか!!」
「・・・分かったよ。」
勝負事が好きなカガリらしい言葉にアスランは優しく微笑んで見せた。
カガリは大まじめでこういうことを言うから面白い。
「よし!負けないからな!!」
そうガッツポーズを取るカガリを見てアスランはどこか心が温かくなっていた。
昔から、カガリは何にでも大まじめにこちらに勝負を掛けてくる。
それは変わったわけではない。
だが・・・何で、何でだろう。

・・・カガリが昔と、同じに見えない。


「やっぱスゲーよなぁ、アスハのプロポーション!!」
女子が入ってくると急にプールサイドにいた男子がうるさくなる。
しかも、最初に響いたカガリの取り巻きの男子の声にアスランの眉間にはしわが寄っていた。
確かに。
カガリは他の女子と違い女性らしいだけでなく、お尻の引き締まり方や胸の形、くびれ、足など・・髪を帽子でしまっていても、ゴーグルをしていても一目で分かる、綺麗な体をしている。
分かってはいるが大げさに騒がれると、他の男子もカガリに注目していて、アスランはそいつ等を無意識に睨んでしまう。

「つーかさ、触りてぇー。アスハの尻!!」
「おいおい、お前尻フェチかよー。どうせ触るなら胸だろ?」
「バーカ、胸触るなら他の女で良いよ。掴むならやっぱ形のいいアスハだけどさ。」
ブチッとアスランの中で何かが鳴り、声が出ていた。
「下らない話をするのは止めろ。・・みっともない・・。」
「つか、アスラン。お前アスハと仲良いじゃん!小さい頃一緒に風呂とか入ってたんだろ~。」
どうだった?と聞かれ・・アスランは怒りを通り越し呆れてしまった。
はぁ・・と深く溜息を付けば、相手は「なんだよーケチ!」と唇を尖らせる。

「誰も好きな女の事なんて話されたくないよな、アスラン。」
「そりゃ・・そうなんじゃないか?」
「馬鹿、お前とアスハのことだっつーの!!」

・・・・・。

「は?」

「え?お前等付き合ってるんじゃないのか??」
そう、一人の男子に言われ、アスランは考えてしまう。「好き」俺が、カガリを?
「いっつも一緒に下校してるし、そうなんだと思ってた。」
違うのか~と言われ、アスランは「当たり前だ・・」と声に出す。
すると数名の男子がよっしゃ!とガッツポーズを取った。
「何だ~じゃ、俺アスハのこと狙おー。アスラン、協力しろよな!」
「な!お前一人ずるいだろ?!こんなヤツよりさ、俺のこと支援しろよ!アスラン!!」
「お前等アスラン使うとか姑息だぞー。手口が・・。俺は正々堂々と狙う!!」

その同級生達の言葉に、アスランは息を呑んだ。
何で、嘘でも付き合ってると言わなかったんだろう・・自分は・・。

「あれだけ運動してれば体力あるだろうし・・、凄そうだよな!やるとき!」
「お前・・アスハにも選ぶ権利があるって事忘れてるだろ?・・無理だよ、お前じゃ。」
「馬鹿野郎!想像するのはタダなんだよ!!」
「確かに・・いつもあれだけ元気なのが、潮らしく喘ぐのも可愛いかもな・・。」

「・・・・・!」

巫山戯るな!!!と咽の奥底まで出かけ、アスランはその会話を聞きたくなくてカガリを見る。
女子から入るらしく、カガリは水の中で友達と戯れていた。
不意に、目が合いカガリは腕をめいいっぱい伸ばし「アスラーン!」と手を振ってくる。
ドキリと鳴った心臓に、アスランは手をあてていた。
「・・くっそー、やっぱ幼なじみの壁は高いかぁ・・。これだけ優秀で格好良くて真面目だからなぁ・・。」
コイツを越さなければアスハは手に入らない・・と、男子達は愕然としその光景を見たアスランはよし・・と安堵が心に広がる。
だが・・それは、次の男子の言葉で、かき消されてしまった。

「でもさ、所詮幼なじみだろ?・・・別に友達と恋人だったら、選び方も変わるし。」

え・・。

何故か、愕然としてしまって。
アスランは衝撃を受けた理由も、分からずにいて・・いつの間にか男子が入る番となっていた。
終わって、残りが10分ほどあるのを確かめ、カガリは先生に頼み2コース空けて貰う。
女子と男子のトップが競争するのを先生も見たいらしい。

「きゃーザラ君頑張って~!カガリも~!」
「アスハ頑張れーーー!!ザラ手加減しろ!!」

「・・絶対手加減するなよっ!!」
「・・はいはい。」
男共の声援に対し、カガリは私が負けると思ってるんだな・・と頬を膨らませる。
教師の笛と共に始まり、熾烈な競争が始まった。

だが、何というか・・やっぱり。アスランが勝ってしまう。
納得できん!!と騒ぐカガリだが、時間なので渋々と銀色の登り場へと手を掛ける。
だが、足をかけて上がった瞬間カガリの体はフワリと力が抜けたように再びプールへと堕ちてきて・・。
アスランは焦ってそれを後ろから抱きとめる。
「カガリ?!」
「ぅ・・。」

アスランは直ぐにカガリをプールサイドへと上げ、先生が話しかける暇もなく、カガリを横抱きにして保健室へと走り出す。
まだチャイムはなっていなくて、誰もいない体育館廊下を走り抜け保健室を空けた。
運悪く、先生が居ない。取りあえずカガリをソファーへと寝かせる。
体を冷やしては不味いと思い、バスタオルを取り体を拭いてやった。
もしかしたら酸欠かもしれない・・。そう思ってプール帽を取り髪も優しく拭いてやる。

息をしていることを確かめて、アスランは安堵の溜息が出た。
良かったと・・やっと安心してから、アスランはカガリの体に目をやる。

それが間違いだったのかもしれない。
視界に入った顔や体に、アスランは目を奪われ、自然と手が伸びていた。

綺麗な頬を指先が伝い、喉元を撫でる。
少し眉間にしわを寄せたカガリを見たが、指先を離そう何て言う考えは浮かばない。
更に下って、胸へと辿り着き先ほどの男子の言葉を思い出す。
--------触るだけなら他の女でも良い。
確かに、とアスランはおわん型の胸を見て笑みを零した。

そこには、今まで自分だと思っていた大人びて理性が強い自分はどこにも居なかったのだ。

包み込むように触ると、柔らかさにアスランの咽が鳴る。
凄い・・と感想を漏らし、カガリの表情を確かめる。
・・まだ大丈夫か・・・。
起きる気配のないカガリを見て、アスランはその少し青ざめた唇に吸い寄せられるように顔を近づける。
触れるだけのキス・・。
だが、その軟らかさを堪能しようと唇が動き舌でも舐めてしまう。
ある程度貪ったところで顔を上げると、同時に水泳の教師が入ってきてしまった。

・・・なんだよ、今丁度良いところだったのに・・。
そう、唇を腕で拭い・・教師に触られるのもしゃくなので自分で軽くカガリの頬を叩く。
カガリの目が明きぼんやりとアスランを見ていた。

「・・あれ・・あ、そっか・・倒れたんだった・・。」
「・・驚いたぞ、アスハ。」
「生理終わったばっかりで・・ちょっと貧血だったんだ。」
そう言うことは隠しておけと、アスランは思うが言わず、カガリの肩を支えてやる。
「・・更衣室まで戻ろう・・。先生も、煩わせてすいません・・。立てるか?」
「・・ああ・・ありがとう。」
ふらつくカガリを支え、アスランは更衣室まで戻る道のりで思う。

・・・あれ・・・?

さっき、自分は何をしてしまった・・・・?

隣りにいるカガリの話しさえまともに聞こえず、アスランは必死に自分がしてしまったことを思い出す。
信じられない。

カガリに・・そんな・・。
そう背徳感諫められる中でも、触れるカガリの肌にアスランは欲が隠しきれなくなってしまっていた。
二の腕の柔らかさ。
温かい肌。

「・・・・--------・・。」

他の男も、これが欲しいのか・・・?

そう、思い当たった瞬間アスランの手には力がこもっていた。
「・・アスラン・・・・?」

何で、気が付かなかった?今まで・・。
取られたくなかったんだ。この立場を・・。

・・・・・・・・・・俺以外の誰にも、カガリに触らせはしない・・・。

恐ろしいほど、沸いた独占欲。

アスランはこの対処法をまだ・・今も、

知らないで居た。



+++++++++
白アスに黒アスが光臨した話し・・。
これからちゃんとお話に繋がるようにします!!


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嫉妬したり愕然としたりするアスラン素敵です!
共学ってプールとか確かに騒がしそうですよね!
カガリについて色々言っている男の子達に対して怒りを覚えるアスラン素敵でした!こんなに真っ直ぐカガリを思っているようなのに何故あんなアスランになるのか気になります!あっ、でも、独占欲は昔も今も変わらずですね(笑)
カガリは今と変わらなくて可愛いです!素直で!
アスランに光臨した黒アスがどういう行動に出るか楽しみです!!!
『』 2007/03/23(Fri) 23:29 *edit
Re:嫉妬したり愕然としたりするアスラン素敵です!
共学は楽しそうです♪真っ直ぐなアスランが曲がってしまったわけをちゃんと書いていきたいです!!
独占欲が強いのはもうたまらなくカガリが好きだからです!!
黒アスは書いていて面白いです(笑)
ナツキ 2007/03/27 23:03
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