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※管理人のアスカガ妄想場。短編or続くか不明なものばかり;;続いたらサイトにもアップします。当然ですが無断転送一切禁止です。
今日って学校の怪談3(だっけ?)の四月四日じゃないですか?! 「ふぅ・・。」
やっと慣れた大学で、カガリは授業をノートに纏める。 必死で勉強してきたが、やはり専門分野になると楽しい。 カガリが目指しているのは弁護士だった。 授業が終わってからカガリは空を見て何故か唐突に今朝のことを思い出す。 カッと顔が赤くなって急いで弛んだ頬を引き締めた。 ・・・元をたどれば、あんなに格好いいアイツが悪いっ!! 何だか振り回されているようなきがして、カガリははぁっと深く溜息を付く。 「あれ・・・?」 アスランだ・・とキラが手を振る。 同じマンションに住んでいたことは知っていたが、入口で会うのは初めて。 「ああ・・。」 深く帽子を被ったアスランとキラは一緒にエレベーターへと乗る。 「そういえば、別れた?彼女とは・・。」 「・・・・・・・・・お前、まだそんなこと言ってるのか?」 別れるはずないだろう・・とアスランは呆れたようにキラを見る。 キラは嘘・・と本気で驚いて見せた。 だって・・あのアスランだもの。 「やりはしなかったけど・・添い寝はしたし・・。」 思い出すように頬を弛ませたアスランは、CMはドラマで見るどのアスランよりも輝いて見えた。 恋すると人は変わるって言うけど・・あれは乙女だけに使う言葉じゃないみたいだと、キラは真剣に思う。 「そう・・ま、良かったね。」 「ああ。」 「・・今度紹介してよ。」 「・・気が向いたらな。」 そう言っているとキラの階につく。キラは「あ!」と思いついたように提案した。 「ねぇ、今日飲まない?お酒家にあるんだけど一人じゃ飲む気にならないんだよね~。」 「・・九時くらいまでならつきあえる。」 「1時間かー・・もうちょっと!」 「駄目だ。彼女が帰ってくるからな・・。」 再び嬉しそうに頬を緩め、時間を待つ親友にキラは「アスランでも本気の恋愛出来たんだねー」と言葉に出して言ってしまう。 それを聞いて・・アスランはピクリと耳を動かし、キラを睨む。 「当たり前だ・・。初恋の相手だしな・・。」 また顔が惚気始めたアスランに、キラは「はいはい」と笑いビールを差し出した。 飲みながらキラはラクスにも報告しなくちゃと思っていた。 だって、あのアスランが本当に好きな人が出来たんだから。 まぁ・・。いつまで続くかなんて誰にも分からないけれど・・一度誰かを愛せば、きっと曲がった性格も治るはず。 「・・九時だ。・・悪いが部屋に戻るな。」 「どーせ彼女が来るんでしょ~?」 「・・まあな・・。」 ちょっと嬉しそうに笑ったアスランに、キラは手を振る。 ガチャンと音を立ててアスランが出ていった直後、キラは携帯でラクスに電話を掛けた。 「・・もしもし?ラクス。・・・ね、こんどアスランのためにお赤飯炊きたいんだけど・・。」 ま、こんな時に祝ってあげるのが親友の仕事ってヤツでしょ。 そう思いキラはニコニコとしてラクスにアスランの現状報告をした。 「アスラン、いるか?」 「お帰り、カガリ。」 部屋に来て・・とカガリにメールを送れば相当の理由がない限り来てくれるだろうとは思っていた。 なんせ自分は忙しい。・・カガリも大学があるし、バイトもある。 だから、お互いが空いている時間はお互いに尊重したいと思うはずだ。 「何か・・お帰りって・・。同棲してるみたいだな!」 何気なく言われた言葉に、アスランは「・・同棲か・・。」と口に出す。 同棲・・良い響きだ。 ニコッとすると真意に気が付かれ、カガリは必死に「そういう意味じゃないからな!!」と真っ赤になって否定する。 「はいはい・・。」 手を出せない彼女と同棲しても辛いだけなので、アスランは軽くそう流す。 だが・・カガリなら手を出せなくても同棲しても良いともう。 ・・・といか、同棲したらほぼ毎日昨日のように出来るんだよな・・・? いっそ同棲を切り出そうかとも思うが、何だか嫌だった。 断られるのも嫌だし、こちらばかりが想っているような気がするから。 急に険しくなったアスランに、カガリは?を浮かべ「どうしたんだ?」と心配そうに覗き込む。 悪気のない可愛い瞳。 くそ・・と、心の何処かで悪態をつく。 そして都合のいい場所にあるカガリの唇に自分のモノを重ねた。 ・・・・・・・・・・・・惚れ弱みというヤツなのだろう。 だって、好きなんだ。自分ばっかり想っているようで嫌だけど・・それでも、好きとか愛してるの感情の方が大きくて、悔しさやプライドが意味を成さない。 「ん・・。」 アスランからの突然のキスに、カガリも答えようと頑張るが主導権は全てアスランに持って行かれなすがままになってしまう。 何分くらいしたか分からないくらいでやっと離され・・。アスランは満足げにこちらを見て微笑む。 気持ちの良さで、火照ったカガリの顔や・・耳を見て、ご満悦のようだ。 「赤い・・。」 大きな掌で髪を撫でられ弄るように触られ、カガリは心までどぎまぎする。 どうしたらいいか分からず見上げていると・・アスランは困ったように微笑んだ。 「・・そんな顔されたら・・、襲いたくなるだろ・・・?」 まだ恐いんだかろ?と抱きしめられ、カガリは「ごめん」と呟いた。 でも・・・・ちょっとまだ・・恐いけど・・。 これだけ想われているなら、早いうちに覚悟が決まりそうな気がする。 アスランの背に手を回し、カガリもぎゅっと抱きしめてみる。 アスランは幸福そうに笑い、もう一度長い口づけをかわした。 ++++++++ アスカガMAX・・のつもり;;もっと甘くしたいですがそれは後ほど♪ そしてもうじきシリアスも入ってくる予定・・・? PR この記事にコメントする
甘々なアスカガ良いです!
カガリも段々アスランに答えようとしていてとっても可愛いです!!!アスランがプライドも何も関係ないくらい惚れるのもわかる気がします!
キララクがお赤飯炊きたくなるぐらい今までのアスランは荒んだ恋愛をしていたんですね! 四月四日に怪談があったとは知りませんでした。私の友人は四月四日はオカマの日だと言っていました。 Re:甘々なアスカガ良いです!
お互い歩み寄って行ってます(笑)アスランがカガリにベタ惚れしてるのって良いですよね!キララクが影からアスランを応援しているのも書いていて楽しいです♪
オカマの日ですか!面白いですね!
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