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※管理人のアスカガ妄想場。短編or続くか不明なものばかり;;続いたらサイトにもアップします。当然ですが無断転送一切禁止です。
サーバーのメンテナンスのため一時見られなくなりました;; 帰りながら、カガリは少し考えていた。
ミーアの態度が・・何だか、変だったような・・。 いつの間にかマンションへつくと、自然と指が自分の住む階ではない場所を押す。 何だか・・・行くのが当たり前みたいだと、カガリは少し嬉しくなった。 インターホンを押すと、アスランが嬉しいと言わんばかりの顔で・・・本人はそのつもりを隠しているのか分からないが、どう見ても顔に出ている。 そんなアスランに向かえられ、カガリは自然と顔が綻んだ。 「ただいま!今日は忙しくなかったんだな!」 「ああ・・、でも明日は朝から仕事だけどな・・。」 疲れたように溜息を付いたアスランに、カガリは笑いかけ「頑張れよ!」と言う。 アスランはカガリにそう言われ、憂鬱な気分が少し晴れる。 「カガリが癒してくれたら頑張れる。」 「はいはい、膝枕ぐらいならしてやるから。」 その言葉に少し不服ながらもアスランは頷き、カガリを部屋へと招き入れた。 当たり前のようにソファーに座りお互いにくつろぐ。 アスランはカガリを自分の腕に閉じこめ緩やかに目を閉じていた。 「あー・・癒される。」 思わず本音が出たが、カガリの前なら何も取り繕わなくて良いようなきがして、そのまま背中に顔をピタリとくっつけた。 再会した頃の刺々しさが消えたアスランに、カガリは笑みが零れる。 「私も、癒される。」 子供のように擦り寄ってくるアスランが可愛くて、カガリも素直に想ったことを言う。 それが、どれほどアスランを嬉しくさせているかカガリは知らない。 「・・本当か?」 「本当だ。」 自分の手に、ずっと細い手が重ねられアスランは赤くなった頬を隠すようにもう一度カガリの背へと擦り寄る。 あぁ、ホント馬鹿みたいだ。 そう自分自身のことを愚かだと感じながら、アスランは幸せってこう言うことなのかと思っていた。 いつの間にか、ベットに行き二人でくるまるように寝る。 朝起きて・・好きな人が横にいて、アスランは鼓動が高くなった。 半同棲と言っても過言ではない今の状況に、アスランはとても嬉しくなる。 すぅすぅと規則正しい寝息が聞こえ、アスランは無意識にその唇を奪った。 ペロペロと舐め上げると少しうなり声が聞こえ、金色の瞳がこちらを見る。 「・・・おはよう・・。仕事・・だよな・・。」 「ん・・。」 もぞもぞと、目と鼻の先で動く口に構わず、アスランはキスを続けた。 「ゆっくり・・寝ててくれ。・・テーブルに鍵とか部屋のIDカードのレプリカ置いておくから。」 「分かった。」 それがどういう意味なのか、カガリはハッキリ理解せず頷く。 だが、たとえよく分かっていなくてもアスランは上機嫌で頬にキスをし部屋から出ていく。 二時間後ほどに・・カガリは起きあがり、その鍵の意味を理解した。 これからは、呼ばれなくても自由に出入りして良いと言うこと。 いや・・寧ろ・・。 ・・・出入りして欲しいって・・事だよな?? アスランの性格を考慮し考えて出た結論に、思い上がりだったらどうしようという不安も覚えつつ、カガリは素直に頬を弛ませた。 「ほんと・・可愛いヤツだな・・。アスランは。」 少し赤くなった頬を隠さず、カガリはその鍵とカードを鞄にしまった。 ++++++++ 更新遅くなってごめんなさい!!! PR この記事にコメントする
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