※管理人のアスカガ妄想場。短編or続くか不明なものばかり;;続いたらサイトにもアップします。当然ですが無断転送一切禁止です。
まだまだアスランがやりたい放題ですー;;
もうちょっとで色々変わるはず・・・・。
そうスケジュールを見てミーアは喜ぶ。 他の出演者やスタッフが来るにしても、嬉しい。 ホテルには数え切れないほど泊まっているが、こうやって避暑地に出かけられる間柄でもないのだ。 スケジュールのプリントで顔を隠してみるが、それでもやっぱり歓喜した気持ちは収まらなかった。
アスランが機嫌がいいとタゴスタも良くなる、当たられなくて済むからだ。 「やっぱり本命は訳が違うからなー。」 幸せいっぱいと言った感じのアスランにタゴスタも嬉しくなる。 ハッキリ言って、アスランの道徳のなさは羨ましいほどの肉体関係こそ生み出しているが それで彼が満たされているかと聞かれると、タゴスタはそうとは思えなかった。 だからこそ、今心身共に満足しきっている彼を見ると何だか親心が沸いてくるような気分である。 そんなぞっこんの彼女がいるなら、女遊びを止めればいいのにと思うのだが、本人に全くその気がないのでタゴスタは何も言わないでいた。 というか・・ 「アスランさんの彼女って・・」 「ん?絶対紹介なんてしてやらないぞ?」 ・・・・、この人の女癖に悪さを知って付き合っているのだろうか? だとしたら間違いなく、相手には異常までの寛容さがあるんだろうなぁと思った。
アスランが肌が少しでも出る服を着るなというので、カガリは洋服の買い直しをしていた。 心配のしすぎだと思うのだが・・、仕方ない。 近頃アスラン・ザラの人気は留まることを知らず、ファンも増えていく一方で・・ 嬉しいのだが、同時に何だか疎外感を感じてしまう。 違う世界の人間のような、近いのに遠い。 「はぁ・・。」 あれだけ愛されて、満足できない私は我が儘なのかもしれないな・・。
「あら、アスラン今日も深夜まで?」 「ええ、まぁ・・」 この頃は堂々と夜を誘う女性が増えていた。 どれも女優をやるくらいなのだから、美しくまた礼儀もわきまえている人間が多い。 「そう・・じゃあ、今夜ミネルバホテルで待ってるわね。二時くらいでどうかしら?」 「喜んで。」 今日の収録が終わるのが一時過ぎ、明日の仕事が五時からなので、家に戻るよりもホテル街の方がずっと近く便利だった。 タゴスタはそのやり取りをみて、溜息を付かざるを得ない。 「世の中は理不尽ですよねー・・。」 「?」 何でこんな女癖の悪い人に、こんな人ですら幸せな気分出来る女性が付いているのだろうと、世の中の不思議をタゴスタは感じる。 そんな事を言えばマネージャーと言えど、本気でブチ切れられそうなので言わない。
買い物中たまたま出くわしたルナと一緒にランチを取っていた。 ルナには年下の彼が居るらしい。 「贅沢な悩みだよな・・」 「そんな事ないわよ、モテ男は性格歪みやすいから要注意よ。」 その点私の彼は問題なし!と恋人を貶しているのか逆に仲の良さをアピールするようにルナは笑う。 「格好いいヤツほど、自分がもてて当然だとおもってそうじゃない?」 ルナの言葉も一理ある、とカガリは頷く。 実際ハイネやディアッカはそれなりに格好良く要領もいいから、女子には不自由しなかったらしいが、大分軽い印象があった。 「でもカガリの話を聞いてると、彼一途そうじゃない。」 「うん・・でも束縛が激しいのが・・って・・・、惚気にしか聞こえないか・・。」 「束縛そんなに酷いの?」 「うー・・ん、そう思うだけかもしれないけど、"他の男と二人きりになるな!何されるか分からないんだからな!"ってマジ顔で恐いんだよなー・・。」 その言葉に、ルナは「それ、投射だったら恐いわねー」と笑う。 「投射?・・ああ、心理の講座で言ってた・・・。」 「そうそう、"自分がそうだから相手がそう見える"って心理状況!浮気とかでは結構あるらしいわよ~。」 そう人ごとのようにカガリも聞き笑っていた。
「今までの誰よりも巧いわよ、あなた。」 「それは嬉しいな。」 テクニックを褒められるのは日常茶飯事なので、アスランは営業スマイルとばかりに微笑む。 相手もそれを察したのか察していないのか・・、艶やかに微笑んでいた。 本当だったらこんな語りはせず、さっさと風呂に入って寝たいのだが、昨日カガリと会い抱いた御陰でメンタルに余裕が出来、相手に合わせられる。 「ねぇ、本命、いるの?今噂なのよ・・」 「さぁ・・?」 俺に本命が居ることを知るのは業界ではミーアとタゴスタくらいだろう。 パパラッチは俺に男女間の不祥事が在りすぎて、もう追うのに疲れたらしい。 「グレーな答えね。」 「いようといまいと人にプライベートを他言したくないのでね。」 そう言って笑うと「ミステリアスで愛でられるのは女だけよ?」と軽く忠告される。 別にあなたに愛でられようとは欠片も思っていません・・とは流石に口に出さず、薄く笑ってシャワーへと向かった。
「この頃本当にアスラン売れっ子ですわねー・・。」 ドラマに映るアスランを見て、ラクスは「あの人が演技をするなんて。」と言う。 「本当にね、この頃凄いよね。・・バラエティーまで出ちゃって。」 あの毒牙としか言えなかった高校生活を振り返り、キラとラクスは笑う。 「やっぱり本気で人を好きになると変わるのかもしれませんわ。幸せそうですもの、昔よりずっと。」 「うーん、僕はまだアスランは本命以外の女の人とも手を切ってないような気がするけど・・。」 何で親友なんだろうと度々思う。 僕は昔からラクス一筋だったのに対し、アスランは異様なまでの遊び人だ。 いや・・仲良くなりだしたときは・・まだ、普通だったのかな? アスランの暗黒史を知りすぎるキラは、アスランが純粋だった頃を思い出せずに笑う。 「まあ・・いつかまともになってくれるって・・・・、思いたいなー・・親友としては。」 「何だかんだ、キラはアスランのこと嫌いにはなりませんものね。」 どれだけ手を焼いても嫌いになれないのは、きっとそれがアスランの本心ではないと、心の何処かで思っているからかもしれない。 「ホント、世話の掛かる親友だよ。」 そう言って画面の中にいる親友に、キラは笑った。 PR この記事にコメントする
無題
こんばんは。ミホです。
アスラン、相変わらずですねー・・・。 カガリは純粋だし。人事だと思っていて、全然疑っていない。鈍いのはカガリの十八番とはいえ、なんだか見ていてカガリが酷く切ないのは、私だけではない筈・・・。 ここまでやりたい放題だと、ちょっとやそっとじゃアスランのことが許せなくなっちゃいますよ。 早くアスランにそれ相応以上(←ここが重要(笑))の天誅がくだればいいのにー。 Re:無題
アスランにはそれなりに(←管理人はカガリ至上主義なので)色々大変になる予定ですが、いかせんこの話のアスランが我が儘すぎて管理人もどうなるか・・。汗
でもカガリラブ(管理人が)なのでちゃんと何かしらアスランに起きると思います!まぁアスランもこんな遊びを続けながらも本心はカガリ一直線なので・・今は大目に見てあげて下さい(汗
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