うー・・眠い。眠いけど頑張ります。まだ夕ご飯も食べない時間なのに・・・;;
今更だけどディアッカの設定変更したくなりました。なので変更します。(ヲイ)
イザーク・ジュール(25)
警察官・アスランの永遠のライバル(自称)。
若くして治安の悪いアプリリウス市の繁華街の取締をしている。
ディアッカ・エルスマン(25)
アプリリウス市でホストを営む男性。
イザーク・アスランの悪友で、時々イザークに質の悪い裏社会の情報を流している。
ギルバート・デュランダル(30)
アプリリウス市で幾つもの店のオーナーをする男。
決して悪い人ではない。
タリア・グラディス(29)
ギルバートの婚約者。教育委員会に勤めている。
タリアは出るか不明ですが一応・・。
「・・・え?」
微妙な顔で、ミリィから見られ・・カガリは自分を蔑むように口元を緩める。
そんなカガリにミリィも正直、どう声を掛けて良いのか分からなかった。
・・学校に行けるのが当然・・。そう、今まで思っていた自分が恨めしい。
「・・学校・・やめちゃう・・の?」
「・・--かもしれない。」
お金が足りないんだ。・・このままでは・・。
「・・せめて、高校は卒業しなきゃ・・それに、シン君だって自分のために姉が学校止めるなんて・・」
「このまま普通に生活してたら、シンの高校の入学費も危ういんだ。・・あと一年半もあるし・・。」
「でも・・そんな、アプリリウスの繁華街の店なんて・・」
あそこはメイド喫茶ができるような場所ではない。・・寧ろ、お水系の場所。
ミリィもカガリもそれくらい知っている。
「自転車でこげばそう遠くないし・・電車なら一本の場所だ。今度面接行く。」
「・・カガリ・・。」
ミリィの切ない瞳にカガリも切なくなった。
切なくなると同時に・・心配してくれるミリィの優しさが沁みる。
「ありがとう、私は頑張るから・・。」
そう、カガリが決めた道だった。
家に帰り、少し緊張した面もちで受話器を握りインターネットからメモした番号を押す。
トゥルルルと言う音の後に、直ぐに繋がった。
「もしもし・・、プラント本店でしょうか?」
「はい、アルバイト希望の方ですね?どの部門でしょうか?」
「はい、えっと・・メイド喫茶の・・」
「畏まりました。お名前をお願いします。」
色々話し今度の土曜に・・面接が決まり、カガリは胸をなで下ろす。
すると丁度シンが帰ってきて、手にはスーパーの袋がぶら下げられている。
「今日の夕食、カレーだからな。」
「え?シンが作るのか??」
「・・俺は材料買っただけ。」
あとは姉貴やってくれよ、・・とそっぽを向いてしまうシンだが、彼なりに私に気を遣ったのだろうと伺える。
カガリは「分かった」と笑い、その材料に手を伸ばした。
朝はいつものように学校に行き・・昼に終わった学校を良いことに、そのままこの間の電話先へと行く。
学校がある駅と、自分の駅の真ん中にある・・アプリリウス市一番の繁華街が駅の裏から続く、そんな場所だ。
カガリはふぅっと空気を吸い込み・・不吊り合いにもほどがある制服でその場所へとはいる。
そこの場所に踏み入れて直ぐ、横を見るとそのメイド喫茶は存在していた。
・・良かった。奥の方じゃ無くて・・。
バクバクする心臓を抑え・・カランとそこの戸を開ける。
メイド喫茶と銘打つだけあって、ちゃんと昼間は健全なメイド喫茶をして居るんだと店内の雰囲気で分かった。
「いらっしゃいませ、お嬢様!」
そう・・可愛く着飾った女の人に言われ、カガリは事情を説明する。
「アルバイト希望の方はこちらでーす!ではでは、頑張って下さい♪」
最後に景気づけのウインクまで飛ばされ・・、カガリは「はい・・」とやや引きつった顔で答えていた。
店の奥にある個室に通されると・・中には髪の長い男の人が座っている。
・・おかま・・とか、か・・・・?
何処か疑うように見ていると、フッと笑われ目の前のフカフカとしたソファーへと通された。
「君は・・まだ学生かい?」
「はい。高二です。」
カガリの・・どうみても世間的に"萌え"とは言いにくい意志の鋭い瞳が相手からは面白く見えていた。
「単刀直入に聞こう。・・志願した理由はなにかな?」
相手は一目見て、自分はこの場には不似合いだと確信したのだとカガリは思う。
だが・・だからといって引くわけには行かないのだ。
「両親が亡くなりました。・・私には弟が居ます。弟を養わなければならない・・だから、他の店と違い時給の良いこの店を選びました。」
ハッキリと事実を述べると、まっすぎたカガリの瞳を見て・・相手は多少悩んで見せた。
だが・・直ぐにニコリと笑い、書類を渡す。
「君の理由を聞いて追い払えるほど、私は酷い性格を持ち合わせていないんだ。」
そう言われ・・手渡された書類には軽いこの店の挨拶や態度などの説明が載せられている。
最後に契約書があり、そこにはさして問題になるようなことは書いていなかった。
「これにサインしてくれたまえ。そうしたら日程を組んで・・出来たら今日中に基礎を教えたい。」
言われたようにサインをすると・・その人はメイドさんを一人呼んで、その人はニコニコしながら歩いてきた。
生メイドは流石だな・・。とカガリは何故か感嘆する。
「はじめまして、ミーアですっ!よろしくね?」
「あ・・、カガリです、宜しくお願いします。」
差し出された手を握ると、ミーアは「硬いわね~」と溜息をついた。
「まず外見からね。制服も確かに萌え度は高いけど、メイド服の方が数段上なんだからっ!」
「え、うわっ・・」
「まずはお洋服から選びましょうね~♪緑、オレンジ・・・うーん、青も似合いそう♪♪」
ズカズカ引っ張られ更衣室へ運ばれる。
何着か渡された色違いのメイド服に戸惑いながらそれを着て、ミーアの審判を待つ。
「・・うん!やっぱり水色ッ!水色が良いわっ!!」
・・・似合うのか・・コレ・・っ・・。
既に着せ替え人形をやらされ、半泣きで突っ立っているカガリにミーアはそうつげる。
そしてそれからひたすら、練習に走った。
「もぉー!何でカガリは直ぐ男言葉に戻っちゃうの??」
「だって・・っ・・」
「いいよ、ミーア。彼女は萌の新境地かもしれない。」
私が萌え???!!!!泣きたい気分だが、そんな事も言っていられず・・・練習は終わり、夕食の30分前に家へ帰り・・急いで二人分の夕食を作った。
++++++++++
次からアスランもちゃんと絡みます。
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